JR西日本165系【日根野】

165系新宮夜行

国鉄末期の1986年11月1日ダイヤ改正で、紀勢本線に残っていた客車列車を置き換えるため松本運転所から165系3両編成11本が日根野電車区に転属してきた。165系はJR発足後、K301～K311編成の編成番号付けられ、後にF301～F311の編成番号に変更された。紀勢本線和歌山～新宮間で運用され、かつての夜行普通列車はまゆうの後釜として運転されていた太公望列車にも運用され、1990年3月10日ダイヤ改正からは新大阪始発となり、梅田貨物線、大阪環状線にも乗り入れるようになった。太公望列車は1999年10月2日ダイヤ改正で紀伊田辺まで運転区間が短縮され、週末のみ新宮まで延長運転されていた。2000年10月1日ダイヤ改正で新宮への延長運転も終了し、新大阪～紀伊田辺間の運転となった。2002年3月22日ダイヤ改正では221系の阪和線投入により置き換えが完了し、定期運転を終了した。

紀勢線165系

165系快速紀伊田辺行き