JR西日本223系6000番台

MA17

会社名 JR西日本
形式 223系6000番台
使用線区 東海道本線・山陽本線・福知山線
製造メーカー 川崎重工・近畿車輌
制御方式 VVVFインバータ PWMIGBT
主電動機 かご形三相誘導電動機定格220kW
ブレーキ 回生併用電気指令式空気ブレーキ・抑速ブレーキ
台車 軽量ボルスタレス台車ヨーダンパ付
最高速度 120km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 4.3km/h/s
減速度(非常) 5.2km/h/s
製造初年 1999年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS-SW,ATS-P
座席定員 40(16) トイレ付先頭車
48(16) トイレ無先頭車
56(16) 中間車
※()付は補助椅子
転換及び固定クロスシート
所属 網干総合車両所宮原支所
編成 4両
既存両数 88両

223系6000番台は、2007年から2008年に宮原総合運転所(現網干総合車両所宮原支所)に投入された近郊型車両である。JR宝塚線の117系、113系を置き換えるために投入され、2008年3月15日ダイヤ改正で、新規開業したおおさか東線経由の尼崎~奈良間の直通快速にも使用された。当初は223系2000番台の5次車として製造されたが、営業運転開始を前に6000番台に車番変更された。側窓が2分割式から1枚窓に変更され、一部窓は1段下降式となった。東西線直通仕様として製造されたため、MA1からMA20編成については、クモハ223・モハ223のパンタはそれぞれ2基ずつ搭載されている。223系では初めて先頭車に前パンタが搭載される編成となった。最終増備車のMA21・22の2編成については、2012年に網干総合車両所から移籍してきた編成で、パンタグラフは1基のみ搭載となっている。

JR宝塚線、福知山線では、丹波路快速、快速に運用され、221系使用だった丹波路快速を全て置き換えた。当初は直通快速として大和路線、おおさか東線、学研都市線、東西線にも乗り入れていた。2011年3月12日ダイヤ改正で直通快速運用がなくなり、運用範囲はJR宝塚線、福知山線のみとなった。2019年4月現在、4両編成22本が網干総合車両所宮原支所で活躍している。JR宝塚線、福知山線の丹波路快速、快速、普通の他に、JR神戸線でルミナリエ開催時やみなと神戸花火大会などで運転される臨時新快速に充当されることもある。

MA2

MA編成 ←大阪 福知山→    
クモハ223 サハ223 モハ223 クハ222    
Mcp Mp Tc  製造年 メーカ 
MA1 6104 6222 6193 6104 2007年 川重
MA2 6105 6223 6194 6105 2007年 川重
MA3 6106 6224 6195 6106 2007年 川重
MA4 6107 6225 6196 6107 2007年 川重
MA5 6108 6226 6197 6108 2007年 川重
MA6 6109 6227 6198 6109 2007年 川重
MA7 6110 6228 6199 6110 2007年 川重
MA8 6111 6229 6200 6111 2008年 近車
MA9 6112 6230 6201 6112 2008年 近車
MA10 6113 6231 6202 6113 2008年 川重
MA11 6114 6232 6203 6114 2008年 川重
MA12 6115 6233 6204 6115 2007年 近車
MA13 6116 6234 6205 6116 2007年 近車
MA14 6117 6235 6206 6117 2007年 近車
MA15 6118 6236 6207 6118 2007年 近車
MA16 6119 6237 6208 6119 2007年 近車
MA17 6120 6238 6209 6120 2008年 近車
MA18 6121 6239 6210 6121 2008年 近車
MA19 6122 6240 6211 6122 2008年 近車
MA20 6123 6241 6212 6123 2008年 近車
MA21 6124 6242 6213 6124 2008年 川重
MA22 6125 6243 6214 6125 2008年 川重
※1 最高速度120km/h。
※2 MA1からMA20まではクモハ223、モハ223にパンタを2基ずつ搭載
※3 MA21とMA22編成はクモハ223、モハ223にパンタを1基ずつ搭載
※4 MA21・22編成は網干からの転属で、MA21はV65、MA22はV66だった。
※5 全車先頭車に転落防止幌を取り付け済

  

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