JR西日本207系2000番台

S65

【207系の最終系として増備された】

会社名 JR西日本
形式 207系2000番台
使用線区 東海道・山陽本線・福知山線・湖西線・学研都市線・東西線・関西本線
製造メーカー 川崎重工・近畿車輌
制御方式 VVVFインバータ(3レベルIGBT)1C1M
主電動機 かご形三相誘導電動機定格220kW
ブレーキ 回生併用電気指令式空気ブレーキ
台車 軽量ボルスタレス台車ヨーダンパ付
最高速度 120km/h
加速度 2.7km/h/s
減速度(通常) 3.5km/h/s
減速度(非常) 4.2km/h/s
製造初年 2002年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS-SW,ATS-P
座席仕様・定員 4扉ロングシートクハ 150人(50人座席)モハ・サハ 163人(58人座席)
所属 網干総合車両所
編成 3両・4両
既存両数 80両(2019年4月現在)

207系2000番台は2002年から製造された車両である。車両外観には大きな変化は見られないが、機器艤装は基本的に223系2000番台をベースとしており、0番台、1000番台とは違う車両と言っても過言ではない。
電動車両には、車両制御装置を搭載し、付随車に空気圧縮機などの補機類を搭載している。

IGBT素子を使用した3レベル電圧形PWMインバータ制御を採用した。インバータ1基で1台の主電動機を制御する1C1M制御方式を採用している。補助電源部は三相交流440V 、150kVAの容量を有しており、主回路部と同じくIGBTを用いた2レベル電圧形 PWMインバータをCVCF制御し、補助電源部が故障した際には主回路用インバータをCVCF制御することで補助電源のバックアップとしている。主電動機は出力220kWで1000番台後期車と同じものを搭載している。電動空気圧縮機は従来のレシプロ式から除湿装置一体型の低騒音型スクリュー式に変更された。台車は軸バネ部が乾式円筒案内式とされたWDT62(電動車両)、WTR239B(付随車)となった。

運転台パネルは0番台、1000番台ではデジタル計器が使用されていたが、2000番台ではコスト削減や、視認性の問題から、アナログ計器が採用された。転落防止幌が製造時から設置されたほか、車端部に車いすスペースを設置している。

T編成は4両11編成44両とS編成は3両12編成36両の合計80両が製造された。編成番号は1000番台の続番となっている。

T編成 ←京都   西明石→
クモハ207Mcp サハ207T モハ207Mp クハ206Tc
T20 2001 2001 2001 2001
T21 2002 2002 2002 2002
T22 2003 2003 2003 2003
T23 2008 2008 2008 2008
T24 2010 2010 2010 2010
T25 2012 2012 2012 2012
T26 2014 2014 2014 2014
T27 2016 2016 2016 2016
T28 2018 2018 2018 2018
T29 2020 2020 2020 2020
T30 2022 2022 2022 2022
S編成 ←京都   西明石→
クモハ207Mcp サハ207T クハ206Tc
S56 2004 2004 2004
S57 2005 2005 2005
S58 2006 2006 2006
S59 2007 2007 2007
S60 2009 2009 2009
S61 2011 2011 2011
S62 2013 2013 2013
S63 2015 2015 2015
S64 2017 2017 2017
S65 2019 2019 2019
S66 2021 2021 2021
S67 2023 2023 2023

  

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