近鉄奈良線平日夜間ダイヤ【2022年12月17日ダイヤ変更】

5722F区間準急近鉄奈良

1.概要

近鉄奈良線20時以降の夜間ダイヤは、20時台前半は19時台からのダイヤを引き継いだ形になっているが、後半は区間準急が運転され、普通は東花園行きが主体となる。特急は名阪特急、阪奈特急に加えて、大阪線直通の特急が2本運転されるので、特急の比率が高くなる。
21時台から22時台までは快速急行、急行、区間準急、普通が運転される。23時以降は快速急行の運転がなくなり、急行、準急、区間準急が運転される。

2.2022年12月17日ダイヤ変更

阪奈特急は時間変更が行われ、大阪難波発20時12分は8分繰り上がって20時20分発に変更、20時45分発は5分繰り上がって20時40分発に変更された。21時台は大阪難波発21時15分が5分繰り上がって21時20分発に変更、21時40分発が5分繰り下がって21時45分発に変更された。22時台も22時15分発が5分繰り上がって22時20分発に、22時40分発が5分繰り下がって22時45分発に変更された。23時15分の阪奈特急は廃止され、23時40分の列車は10分繰り上がって大阪難波発23時30分となった。

快速急行は時変はあったが、本数は変わらず、大阪難波発22時24分の列車が尼崎始発から神戸三宮始発に変更された。急行は各列車時変が行われ、大阪難波発23時25分の急行は廃止され、23時12分に近鉄奈良行きの急行が新設された。

準急は20時台に1本が区間準急に置き換えられ、20時台は3本から2本の運転となった。21時台も2本の準急が区間準急に置き換えられた。23時台は大阪難波発23時05分の準急が区間準急に置き換えられ、4分繰り上がって大阪難波発23時01分の区間準急大和西大寺行きとなった。大阪難波発23時34分に尼崎発大和西大寺行きの準急が新設された。

区間準急は準急からの置き換えで20時台に2本、21時台に2本が新設された。22時台には2021年7月3日ダイヤ変更で運転がなくなっていたが、3本が新設された。23時台も1本が準急からの置き換えで増発されて3本の運転となった。

普通は生駒発0時04分の大和西大寺行きが廃止された。大和西大寺発奈良行きの普通は3本が新設され、2本が廃止された。尼崎発20時52分、21時41分、21時59分、22時27分の普通が大阪難波始発に変更された。その他各列車で行先変更が実施された。

3．20時台

近鉄奈良線平日夜間20時台のダイヤは、京奈特急2本、名阪特急2本、阪伊特急2本、快速急行2本、急行2本、準急2本、区間準急2本、普通5本が運転されている。
阪奈特急は2022年12月17日ダイヤ変更で、大阪難波発20時12分が20時20分に、20時45分が20時40分に変更された。20時20分発は80000系ひのとりで運転されている。レギュラーシートはひのとり特別料金が必要で、プレミアムシートにはひのとりプレミアム券が別途必要になる。
快速急行は神戸三宮～近鉄奈良間の運転で、2本が運転されている。快速急行は2022年12月17日ダイヤ変更で8両編成での運転となった。
急行は大阪難波～近鉄奈良間で、ダイヤ変更で時変により1本減って2本の運転となった。大阪難波発20時17分と20時47分の2本が運転され、20時17分発は布施で後続の阪奈特急に追い抜かれる。
準急は大阪難波～大和西大寺間の運転となっている。ダイヤ変更前は3本が運転されていたが、2本が区間準急に置き換えられて、事変により1本増えて2本が運転されている。大阪難波発20時04分と20時37分の2本が運転され、20時37分発は布施で後続の阪奈特急に追い抜かれる。
区間準急はダイヤ変更前はこの時間帯の運転はなかったが、準急2本を置き換えて大阪難波〜大和西大寺間に2本が運転されている。
普通は5本がすべてが尼崎始発で、近鉄奈良へ1本、大和西大寺へ2本、東花園へ1本が運転されている。

30211F

4.21時台

21時台は阪奈特急2本、名阪特急2本、阪伊特急2本、快速急行3本、急行3本、区間準急4本、普通4本が運転されている。阪奈特急は21時20分、21時45分の2本が運転されている。21時20分発は80000系ひのとりで運転され、21時45分発はアーバンライナーで運転されている。快速急行は3本が運転され、全て神戸三宮～近鉄奈良間の運転となっている。急行は大阪難波～近鉄奈良間に2本が運転されている。この時間帯の急行は後続の阪奈特急よりも近鉄奈良まで先着するダイヤになっている。
区間準急は4本が運転され、尼崎始発2本、大阪難波始発2本が運転され、近鉄奈良まで2本、大和西大寺まで2本が運転されている。大阪難波発21時41分の区間準急は布施で後続の阪奈特急に追い抜かれる。普通は1本が大阪難波始発で、それ以外の3本は尼崎始発となっている。4本とも東花園止まりで運転されており、東花園で区間準急に連絡するダイヤになっている。

1244F準急大和西大寺

5.22時台

22時台は阪奈特急2本、名張行き特急3本、快速急行2本、急行2本、区間準急3本、普通5本が運転されている。名阪特急がなくなり、阪奈特急と名張行き特急が2本ずつ運転されている。どちらもホームライナー的な列車である。2021年7月3日ダイヤ変更で奈良行き、名張行きとも1本ずつが減便された。大阪難波発22時20分の阪奈特急は80000系ひのとりを使用する。快速急行は1本が神戸三宮発で、もう1本は尼崎始発でどちらも近鉄奈良まで運転されている。急行は大阪難波～近鉄奈良間に2本が運転されている。2021年7月3日ダイヤ変更で区間準急が2本減便されたが、2022年12月17日ダイヤ変更で3本が復活した。大阪難波発1本、尼崎発2本が運転され、近鉄奈良へ2本、大和西大寺へ1本が運転されている。普通は尼崎発が2本、大阪難波発が3本運転され、東花園へ4本、大和西大寺へ1本が運転されている。普通東花園行きは東花園で区間準急と連絡する。

6.23時台

23時台は阪奈特急1本、名張行き特急1本、急行2本、準急1本、区間準急2本、普通4本が運転されている。2021年7月3日ダイヤ変更で、23時台も阪奈特急1本が減便された。大阪難波発23時30分の列車は80000系ひのとりが使用されている。この列車が阪奈特急の最終となる。
急行は大阪難波～近鉄奈良間に1本が運転され、大阪難波発23時45分に運転されており、これが奈良行き急行の最終となっている。準急は尼崎～大和西大寺間に1本が運転され、大阪難波発23時34分に運転されている。区間準急は尼崎～近鉄奈良間に2本が運転されている。大阪難波発23時55分の区間準急近鉄奈良行きが近鉄奈良方面への最終電車となる。普通は尼崎始発2本、大阪難波始発2本が運転されている。大和西大寺まで2本、東花園まで2本が運転されている。

9728F普通東花園

7.0時台

普通は0時台にも1本が運転されている。2021年7月3日ダイヤ変更で1本が減便されて、最終電車は大阪難波発0時25分から0時05分に繰り上げられた。尼崎発23時43分、大阪難波発0時05分で東花園まで運転されている。