【地下鉄今里駅とはかなり離れている】
近鉄大阪線、奈良線今里駅は大阪市生野区にある。普通のみが停車する駅で、大阪線と奈良線が並走する複々線区間にあるため列車回数は多い。電車はデータイムに大阪線が毎時5本、奈良線が毎時6本運転されている。平日朝ラッシュ時上り8時台には大阪線が5本、奈良線が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には大阪線5本が、奈良線が6本運転されている。
今里駅は1914年4月30日に大阪電気軌道上本町~奈良間開通とともに片江駅として開業した。1922年に今里片江駅に改称された。1929年に今里駅に改称された。1941年3月15日に参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1956年12月8日には複々線化工事が完了し、大阪線上りホームが新設された。同年12月21日には大阪線下りホームも設置され、大阪線普通が停車するようになった。2007年4月1日からはPITAPAなどICカードの利用が可能になった。
駅構内は高架ホーム3面4線で、奈良線と大阪線が方向別複々線になっており、大阪線下りホームと奈良線上りホームが島式ホームになっている。
ホーム有効長は21m級車両6両分で、奈良線下りホームと大阪線上りホームは単独ホームになっている。
各ホームから地上へはエレベータが設置されている。
改札は1ヵ所で地上にある。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
改札付近には宅配ロッカーPUDOが設置されている。
出口は1ヵ所で駅南側にのみ出られる。駅前は商店街になっており、駅周辺の道路は狭く、路線バスなどは乗り入れていない。
地下鉄今里駅は当駅から750mほど北西方向にあり、徒歩10分ほどかかるため、乗換駅にはなっていないので注意が必要だ。
今里 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 5,436 | 2,938 | 2,498 | 54.0% |
2008年度 | 5,468 | 3,248 | 2,220 | 59.4% |
対08年度比 | 99.4% | 90.5% | 112.5% |
今里駅の2018年度1日あたりの乗車人員は5,436人で、定期利用者は2,938人となっている。定期比率は54.0%で、定期利用者は6割弱となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で0.6%減、定期利用者は9.5%減、定期外利用者は12.5%増となっている。定期利用者は減少しているが、定期外利用者は増えており、全体ではほぼ横ばいになっている。