【関西各駅探訪第1008回】近鉄奈良線河内花園駅

河内花園

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【ラグビーの聖地花園はお隣】

近鉄奈良線河内花園駅は大阪府東大阪市にある。花園と言えばラグビーのメッカ花園ラグビー場の最寄駅のように思えるが、花園ラグビー場の最寄駅は一つ奈良寄りの東花園になっており、間違えるとかなり距離があるため注意が必要である。普通のみが停車する駅で、準急、区間準急も通過する。電車はデータイムに普通が毎時6本の運転で、半数が隣の東花園で折り返す。平日朝ラッシュ時上り大阪難波行き7時台に普通が8本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が6本運転されている。

河内花園

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河内花園駅は1915年6月15日に大阪電気軌道花園駅として開業した。1932年12月に大軌花園に改称された。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道の駅となり、河内花園に改称された。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1966年7月に近鉄奈良方に200m移設された。2007年4月1日からICカードの利用が可能になった。2010年5月30日に下り線が高架化された。2014年9月21日には上り線が高架化されて高架駅となった。

河内花園

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駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分となっている。

河内花園

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ホームから改札がある地上コンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。

河内花園

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改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

河内花園

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改札は有人改札で自動券売機が設置されているが、特急券販売窓口などはない。

河内花園

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出口は2ヶ所で、南北に出られる。南口は商店街などがある。地上線時代の跡地は南側にあるため、整備が進められている。

河内花園

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北口には西側にロータリーがあり、近鉄バスの路線バスが乗り入れている。

河内花園 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 5,730 3,047 2,683 53.2%
2007年度 7,471 4,644 2,827 62.2%
対07年度比 76.7% 65.6% 94.9%  

河内花園駅の2017年度1日あたりの乗車人員は5,730人で、うち定期利用者は3,047人となっている。定期比率は53.2%で、定期利用者が50%強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で23.3%減、定期利用者は34.4%減、定期外利用者は5.1%減となっている。

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