JR神戸線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2026年3月14日ダイヤ改正】新快速・快速・うれしートを徹底解説

223系W2快速網干

223系W2快速網干

1.概要

 JR神戸線の平日夕方ラッシュ時ダイヤは、新快速、快速、普通を組み合わせた高頻度運転が行われている。新快速は基本的に15分間隔で運転されるが、夕方のピーク時間帯には大阪始発の列車が加わり、7~8分間隔となる。快速は15分間隔、普通は毎時8本を基本としている。

 大阪発18時台はJR神戸線方面への列車が最も多く、新快速7本、快速4本、普通8本、特急「はまかぜ」1本の計20本が運転される。

 線路別に見ると、外側線(列車線)は新快速7本と特急「はまかぜ5号」1本の8本、内側線(電車線)は快速4本と普通8本の12本となる。

 この20本は大阪~尼崎間だけでなく、基本的に尼崎以西のJR神戸線でも維持される。さらに大阪~尼崎間ではJR宝塚線からの特急1本、快速3本が加わるため、大阪~尼崎間では毎時24本の列車が運転される。

 このようにJR神戸線の夕方ラッシュ時は、新快速による速達輸送、快速による中間駅輸送、普通による各駅輸送に加えて、特急列車も運転される高密度なダイヤとなっている。

 なお、2022年3月12日ダイヤ改正では大阪始発の新快速が2本減便された。対象となったのは大阪発18時52分と19時07分の列車で、これにより大阪始発の新快速は6本から4本となった。

2.2026年3月14日ダイヤ改正

うれしート

うれしート

 2026年3月14日ダイヤ改正では、JR神戸線の平日夕方ラッシュ時の基本的な運転本数に大きな変更はなかった。一方で、有料座席サービス「うれしート」の設定が新快速にも拡大された。

 新快速では大阪発19時00分の姫路行きに「うれしート」が設定された。これにより、従来からAシートを連結している列車に加えて、新快速の一部を有料指定席として利用できるようになった。

 快速では大阪発18時22分、19時22分、19時52分などに「うれしート」が設定されている。

 「うれしート」は、新快速・快速の一般車両の一部を有料指定席として利用するサービスであり、Aシートのような専用車両を新たに増結する方式とは異なる。

 2026年3月改正では、JR西日本全体で「うれしート」の設定線区・列車が大幅に拡大されており、JR神戸線でも朝夕の通勤時間帯を中心に着席サービスが強化された。

3.特急

289系通勤特急らくラクはりま1号

289系通勤特急らくラクはりま1号

3-1.通勤特急「らくラクはりま」

 通勤特急「らくラクはりま」は、大阪・新大阪と姫路・網干方面を結ぶ通勤向け特急である。

 2025年3月15日ダイヤ改正では「らくラクはりま1号」が増発され、新大阪発18時台、大阪発18時台から網干方面へ運転されるようになった。

 夕方の「らくラクはりま1号」は、289系の3両付属編成を2本連結した6両編成で運転される。このため、グリーン車は連結されておらず、普通車のみのモノクラス編成となっている。

 一方、20時台に運転される「らくラクはりま3号」はグリーン車を連結した編成で運転されるため、同じ「らくラクはりま」でも列車によってグリーン車の有無が異なる。

 停車駅は新大阪、大阪、三ノ宮、神戸、明石、西明石、大久保、加古川、姫路、英賀保、はりま勝原である。

 通勤特急は新快速よりも停車駅が少ないわけではないが、全車指定席として着席を確保できることに特徴がある。夕方の大阪~播磨地域間では、新快速の混雑を避けて着席して帰宅したい利用者にとって選択肢となる。

3-2.特急「スーパーはくと」

 特急「スーパーはくと」は大阪~鳥取・倉吉間を結ぶ特急列車で、夕方には大阪発17時台と19時台に設定されている。

 19時台のスーパーはくとは西明石、加古川にも停車するため、鳥取方面への都市間輸送だけでなく、夕方のJR神戸線西部への速達輸送も担っている。

 スーパーはくとは2024年3月16日ダイヤ改正から全車指定席となった。

 大阪発17時台の列車は明石まで約39分、姫路まで約62分、19時台の列車は西明石まで約42分、加古川まで約52分、姫路まで約63分を要する。

3-3.特急「はまかぜ」

 特急「はまかぜ5号」は大阪発18時台に豊岡方面へ運転されている。

 JR神戸線内では三ノ宮、神戸、明石、西明石、加古川、姫路などに停車し、山陽本線から播但線を経由して但馬方面へ向かう。

 18時台の大阪発列車を線路別に見る場合、この「はまかぜ5号」も外側線を走行するため、新快速7本と合わせて外側線は8本となる。

 はまかぜは全車指定席で、キハ189系が使用されている。

JR神戸線平日下り夕方ラッシュ時ダイヤ 2026年3月14日改正現在
種別 始発 時刻 発駅 時刻 着駅 時刻 終着 時刻 所要時分 距離 表定速度 備考
特急スーパーはくと11号 大阪 17:04 姫路 18:06 鳥取 19:38 1時間02分 87.9km 85.1km/h
特急はまかぜ5号 大阪 18:04 姫路 19:12 豊岡 21:04 1時間08分 87.9km 77.6km/h 西明石・加古川停車
通勤特急らくラクはりま1号 新大阪 18:46 大阪 18:52 網干 20:09 1時間17分 98.2km 76.5km/h
特急スーパーはくと13号 大阪 19:06 姫路 20:09 倉吉 22:19 1時間03分 87.9km 83.7km/h

4.新快速

223系V8新快速網干

223系V8新快速網干

 新快速はJR神戸線の夕方ラッシュ時における速達輸送の中心である。

 大阪発17時台から19時台にかけては基本的に毎時4本が設定されているが、夕方のピーク時間帯には大阪始発列車が加わる。

 大阪発17時台は5本、18時台は7本、19時台は4本となっており、18時台には最も多くの新快速が運転される。

 大阪始発の新快速は、かつて17時52分、18時07分、18時22分、18時37分、18時52分、19時07分の6本が設定されていたが、2022年3月改正で18時52分発と19時07分発が廃止され、現在は4本となっている。

 播州赤穂まで直通する列車も設定されており、大阪発17時15分、17時45分、18時07分、18時45分、19時15分、19時45分の6本が播州赤穂行きとなっている。その他の列車は姫路行きまたは網干行きである。

 夕方の新快速は大阪~三ノ宮間を約22分、大阪~明石間を約40分、大阪~姫路間を約66分で結ぶ。データイムより若干所要時間が長くなっているが、これは夕方の乗降時間増加や列車間隔の調整などによるものと考えられる。

 新快速は基本的に12両編成で運転され、大阪始発列車には8両編成で運転される列車もある。

 播州赤穂行きは姫路で後ろ4両を切り離し、赤穂線方面へは8両編成で運転される。

 使用車両は223系1000番台、223系2000番台、225系0番台、225系100番台で、130km/h運転に対応した車両が共通運用されている。

 2023年3月18日改正では、大阪発19時30分の新快速がAシート連結列車となった。

 さらに2026年3月14日改正では、大阪発19時00分の新快速姫路行きに「うれしート」が設定された。これにより、夕方の新快速ではAシートと「うれしート」という2種類の有料着席サービスが設定されることになった。

JR神戸線平日下り夕方ラッシュ時ダイヤ 2026年3月14日改正現在
種別 始発 時刻 発駅 時刻 着駅 時刻 終着 時刻 所要時分 距離 表定速度 備考
新快速 野洲 15:58 大阪 17:00 姫路 18:04 1時間04分 87.9km 82.4km/h
新快速 近江塩津 15:06 大阪 17:15 姫路 18:19 播州赤穂 18:57 1時間04分 87.9km 82.4km/h
新快速 敦賀 15:20 大阪 17:30 姫路 18:35 1時間05分 87.9km 81.1km/h 湖西線経由
新快速 長浜 15:57 大阪 17:45 姫路 18:49 播州赤穂 19:25 1時間04分 87.9km 82.4km/h
新快速 大阪 17:52 姫路 18:57 1時間05分 87.9km 81.1km/h
新快速 野洲 16:58 大阪 18:00 姫路 19:06 1時間06分 87.9km 79.9km/h
新快速 大阪 18:07 姫路 19:15 播州赤穂 19:55 1時間08分 87.9km 77.6km/h
新快速 近江塩津 16:06 大阪 18:15 姫路 19:24 1時間09分 87.9km 76.4km/h
新快速 大阪 18:22 網干 19:46 1時間24分 98.2km 70.1km/h
新快速 敦賀 16:20 大阪 18:30 姫路 19:37 1時間07分 87.9km 78.7km/h 湖西線経由
新快速 大阪 18:37 姫路 19:43 1時間06分 87.9km 79.9km/h
新快速 長浜 16:57 大阪 18:45 姫路 19:51 播州赤穂 20:26 1時間06分 87.9km 79.9km/h
新快速 野洲 17:57 大阪 19:00 姫路 20:06 1時間06分 87.9km 79.9km/h うれしート設定
新快速 近江塩津 17:06 大阪 19:15 姫路 20:21 播州赤穂 20:57 1時間06分 87.9km 79.9km/h
新快速7号 草津 18:36 大阪 19:30 網干 20:52 1時間22分 98.2km 71.9km/h Aシート連結
新快速 長浜 17:57 大阪 19:45 姫路 20:49 播州赤穂 21:26 1時間04分 87.9km 82.4km/h

5.快速

225系I13快速姫路

225系I13快速姫路

 快速は大阪発毎時07分、22分、37分、52分の4本を基本として運転され、17時台から19時台の列車は姫路・網干方面へ向かう。

 複々線区間では内側線を走行する。停車駅は尼崎、西宮、芦屋、住吉、六甲道、三ノ宮、元町、神戸、兵庫、須磨、垂水、舞子、明石以遠の各駅である。

 快速は新快速より停車駅が多い一方、普通より停車駅が少なく、JR神戸線の中間駅を結ぶ役割を担っている。

 尼崎ではJR東西線方面の列車との接続、芦屋や須磨では普通列車との緩急接続が設定される。また、加古川では新快速との接続が設定される列車もあり、明石以西の各駅から大阪方面へ向かう利用者にとって重要な乗り換え駅となっている。

 快速には223系・225系が使用されている。2024年3月16日改正以降、221系はJR神戸線の快速運用から撤退し、223系・225系に統一された。

 2026年3月改正では、夕方の快速にも「うれしート」が設定されている。大阪発17時37分、18時22分、18時37分、19時22分、19時37分、19時52分などが設定対象となっている。

JR神戸線平日下り夕方ラッシュ時ダイヤ 2026年3月14日改正現在
種別 始発 時刻 発駅 時刻 着駅 時刻 終着 時刻 所要時分 距離 表定速度 備考
快速 野洲 15:47 大阪 17:07 姫路 18:46 1時間39分 87.9km 53.3km/h
快速 米原 15:29 大阪 17:22 網干 19:23 2時間01分 98.2km 48.7km/h
快速 野洲 16:17 大阪 17:37 網干 19:41 2時間04分 98.2km 47.5km/h うれしート設定
快速 米原 15:59 大阪 17:52 網干 19:54 2時間02分 98.2km 48.3km/h
快速 野洲 16:47 大阪 18:07 網干 20:15 2時間08分 98.2km 46km/h
快速 米原 16:29 大阪 18:22 網干 20:26 2時間04分 98.2km 47.5km/h うれしート設定
快速 野洲 17:17 大阪 18:37 姫路 20:18 1時間41分 87.9km 52.2km/h うれしート設定
快速 米原 16:59 大阪 18:52 網干 20:44 1時間52分 98.2km 52.6km/h
快速 野洲 17:47 大阪 19:07 姫路 20:46 1時間39分 87.9km 53.3km/h
快速 米原 17:27 大阪 19:22 網干 21:17 1時間55分 98.2km 51.2km/h うれしート設定
快速 野洲 18:17 大阪 19:37 網干 21:31 1時間54分 98.2km 51.7km/h うれしート設定
快速 米原 17:57 大阪 19:52 網干 21:44 1時間52分 98.2km 52.6km/h うれしート設定

6.普通

207系S66普通西明石

207系S66普通西明石

 普通は大阪発毎時00分、15分、30分、45分の新三田方面行きと、08分、23分、38分、53分の西明石行きが基本となり、毎時8本が運転される。

 新三田方面行きは尼崎からJR宝塚線へ直通し、尼崎ではJR東西線方面からの西明石行き普通との接続が設定される。

 西明石行き普通には京都方面から大阪を経由する列車と、JR東西線方面から尼崎を経由してくる列車がある。

 芦屋では快速との緩急接続が設定されるほか、時間帯によって新快速から普通への乗り換えが可能となる。須磨でも快速との接続が行われる。

 普通列車は207系・321系の7両編成で運転される。207系には3両編成と4両編成を連結した7両編成があり、3号車と4号車の間は通り抜けができない。

 平日の普通列車では5号車が女性専用車両となっている。

JR神戸線平日下り夕方ラッシュ時ダイヤ 2026年3月14日改正現在
種別 始発 時刻 発駅 時刻 着駅 時刻 終着 時刻 所要時分 距離 表定速度 備考
普通 高槻 16:32 大阪 17:00 尼崎 17:07 新三田 18:00 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 16:02 尼崎 17:08 西明石 18:15 1時間07分 48.2km 43.2km/h
普通 京都 16:16 大阪 17:08 西明石 18:25 1時間17分 55.9km 43.6km/h
普通 高槻 16:47 大阪 17:15 尼崎 17:22 新三田 18:15 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 16:17 尼崎 17:23 西明石 18:31 1時間08分 48.2km 42.5km/h
普通 京都 16:31 大阪 17:23 西明石 18:40 1時間17分 55.9km 43.6km/h
普通 高槻 17:02 大阪 17:30 尼崎 17:37 新三田 18:30 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 16:32 尼崎 17:38 西明石 18:46 1時間08分 48.2km 42.5km/h
普通 京都 16:46 大阪 17:38 西明石 18:56 1時間18分 55.9km 43km/h
普通 高槻 17:17 大阪 17:45 尼崎 17:52 新三田 18:45 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 16:47 尼崎 17:53 西明石 19:01 1時間08分 48.2km 42.5km/h
普通 京都 16:58 大阪 17:53 西明石 19:11 1時間18分 55.9km 43km/h
普通 高槻 17:32 大阪 18:00 尼崎 18:07 新三田 19:00 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 17:02 尼崎 18:08 西明石 19:16 1時間08分 48.2km 42.5km/h
普通 京都 17:13 大阪 18:08 西明石 19:25 1時間17分 55.9km 43.6km/h
普通 高槻 17:47 大阪 18:15 尼崎 18:22 新三田 19:15 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 17:17 尼崎 18:23 西明石 19:30 1時間07分 48.2km 43.2km/h
普通 京都 17:28 大阪 18:23 西明石 19:40 1時間17分 55.9km 43.6km/h
普通 高槻 18:02 大阪 18:30 尼崎 18:37 新三田 19:30 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 17:32 尼崎 18:38 西明石 19:45 1時間07分 48.2km 43.2km/h
普通 京都 17:43 大阪 18:38 西明石 19:55 1時間17分 55.9km 43.6km/h
普通 高槻 18:17 大阪 18:45 尼崎 18:52 新三田 19:45 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 17:47 尼崎 18:53 西明石 20:00 1時間07分 48.2km 43.2km/h
普通 京都 17:58 大阪 18:53 西明石 20:10 1時間17分 55.9km 43.6km/h
普通 高槻 18:32 大阪 19:00 尼崎 19:07 新三田 20:00 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 18:02 尼崎 19:08 西明石 20:15 1時間07分 48.2km 43.2km/h
普通 京都 18:13 大阪 19:08 西明石 20:24 1時間16分 55.9km 44.1km/h
普通 高槻 18:47 大阪 19:15 尼崎 19:22 新三田 20:15 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 18:17 尼崎 19:23 西明石 20:29 1時間06分 48.2km 43.8km/h
普通 京都 18:28 大阪 19:23 西明石 20:39 1時間16分 55.9km 44.1km/h
普通 高槻 19:02 大阪 19:30 尼崎 19:37 新三田 20:30 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 18:32 尼崎 19:38 西明石 20:44 1時間06分 48.2km 43.8km/h
普通 京都 18:43 大阪 19:38 西明石 20:54 1時間16分 55.9km 44.1km/h
普通 高槻 19:17 大阪 19:45 尼崎 19:52 新三田 20:45 0時間07分 7.7km 66km/h
普通 松井山手 18:47 尼崎 19:53 西明石 20:59 1時間06分 48.2km 43.8km/h
普通 京都 18:58 大阪 19:53 西明石 21:09 1時間16分 55.9km 44.1km/h

7.上りダイヤ(姫路・西明石→大阪方面)

 夕方ラッシュ時の上りダイヤでは、姫路・網干・西明石方面から大阪方面へ向かう通勤・通学輸送が中心となる。

 下りと同様に、新快速、快速、普通を基本として、特急列車も加わる。

 大阪着ベースでは18時台を中心に新快速が増発され、新快速の本数が最も多くなる。快速は毎時4本、普通は毎時8本を基本とし、明石・加古川などの中間駅から大阪方面への輸送を担っている。

 姫路・網干方面から大阪方面へ向かう場合、新快速が最速達列車となる。快速停車駅からは快速を利用でき、加古川や明石などで新快速へ乗り換えることで大阪方面への速達性を確保できる。

 西明石では新幹線との接続、明石では山陽電鉄との接続があり、神戸市内では三ノ宮が阪急・阪神・地下鉄との乗換拠点となる。尼崎ではJR東西線・JR宝塚線への接続があるため、上りダイヤではこれらの乗換駅での接続が重要となる。

7-1.上り18時台の特徴

 大阪着18時台も、下りの大阪発18時台と同様に高頻度運転となる。

 新快速を中心に快速・普通が運転されるほか、特急列車も設定されているため、姫路・加古川・明石方面から大阪への輸送力を確保している。

 また、大阪到着後は新快速・快速の多くがJR京都線・琵琶湖線方面へ直通するため、大阪駅での乗り換えなしに新大阪・京都・草津方面へ向かうことができる。

 普通列車についても京都方面への直通列車やJR宝塚線・JR東西線方面への直通運転があり、大阪駅を単なる終着駅としないネットワーク型のダイヤとなっている。

7-2.上りの主要駅

駅 上り方面での役割
姫路 新快速・快速の主要始発駅。山陽・播但・姫新線との接続拠点
加古川 新快速と快速の接続駅。中間駅から大阪方面への乗換拠点
西明石 新快速・快速・普通の接続に加え、新幹線との接続拠点
明石 山陽電鉄との乗換駅。新快速・快速・普通の接続拠点
三ノ宮 神戸市中心部への玄関口。阪急・阪神・地下鉄との乗換拠点
芦屋 新快速・快速・普通の接続駅
尼崎 JR東西線・JR宝塚線との接続拠点

8.各駅別

321系D27普通西明石

321系D27普通西明石

8-1.尼崎・芦屋・三ノ宮・神戸

 新快速が停車する主要駅で、新快速は夕方のピーク時間帯に増発される。快速は毎時4本、普通は毎時8本を基本としている。

 大阪~神戸間では新快速と快速を合わせて毎時8本の速達列車が利用できるため、高頻度の都市間輸送が実現している。

8-2.西宮

 快速毎時4本、普通毎時8本が停車する。

 大阪方面へは快速が速達列車として機能し、普通から芦屋などで新快速へ乗り換えることもできる。

8-3.六甲道・住吉

 快速毎時4本、普通毎時8本が停車する。

 大阪方面へは快速を利用するほか、普通から芦屋などで新快速へ乗り換えることができる。

8-4.塚本・立花・甲子園口・さくら夙川

 普通毎時8本が停車する。

 塚本は大阪駅に近く、大阪方面への利用に便利である。

 立花、甲子園口、さくら夙川ではJR東西線方面からの直通列車もあるため、列車によっては尼崎で大阪方面の列車に乗り換える必要がある。

8-5.甲南山手・摩耶・灘

 普通毎時8本が停車する。

 大阪方面へは芦屋で新快速・快速、三ノ宮で新快速などに乗り換えることができる。

8-6.明石・西明石

 新快速は夕方のピーク時間帯に増発され、快速は毎時4本が停車する。

 大阪方面への速達輸送は新快速が中心となる。

 西明石は新幹線との接続駅、明石は山陽電鉄との乗換駅であり、両駅ともJR神戸線の主要駅となっている。

8-7.加古川

 新快速は夕方のピーク時間帯に増発され、快速は毎時4本が停車する。

 快速から新快速への接続が設定されるため、東加古川、土山、魚住、大久保などから大阪方面へ向かう際の重要な乗り換え駅となる。

8-8.元町・兵庫・須磨・垂水・舞子

 快速毎時4本、普通毎時8本が停車する。

 快速を利用することで大阪方面へ速達でき、普通から三ノ宮や芦屋などで新快速へ乗り換えることもできる。

8-9.新長田・鷹取・須磨海浜公園

 普通毎時8本が停車する。

 大阪方面へは三ノ宮や芦屋などで新快速・快速へ乗り換える利用が中心となる。

8-10.塩屋・朝霧

 普通毎時8本が停車する。

 大阪方面へは明石、神戸、三ノ宮などで新快速・快速へ乗り換えることができる。

8-11.大久保・魚住・土山・東加古川

 快速毎時4本が停車する。

 大阪方面へは快速を利用するほか、明石・西明石・加古川で新快速へ乗り換えることで速達性を確保できる。

8-12.宝殿・曽根・御着・東姫路

 快速毎時4本が停車する。

 大阪方面へは加古川で新快速に接続する列車があり、姫路方面から大阪への通勤輸送を補完している。

9.将来展望

225系I8新快速播州赤穂

225系I8新快速播州赤穂

 JR神戸線は大阪~神戸~姫路を結ぶJR西日本の主要幹線であり、夕方ラッシュ時も新快速・快速・普通による高頻度輸送が維持されている。

 2026年3月14日改正では、新快速にも「うれしート」が設定され、快速を含めて有料着席サービスが拡大した。今後も利用状況を見ながら、「うれしート」の設定列車や時間帯が調整される可能性がある。

 一方、新快速については2022年3月改正で大阪始発列車が減少していることから、今後は単純な増発だけでなく、着席サービス、編成両数、快速・普通との接続を組み合わせた輸送力の確保が重要になる。

 車両面では、223系1000番台・2000番台などの車両が長期間使用されている一方、225系の投入によって車両更新が進められてきた。今後は新型車両の投入による世代交代がどのように進むかも注目される。

 JR神戸線の夕方ラッシュ時は、すでに大阪発18時台だけで20本という高密度なダイヤが組まれている。そのため、今後のダイヤ改正では単純な列車増発よりも、新快速・快速・普通の接続改善、編成両数の調整、有料着席サービスの拡充などによって輸送サービスを改善していく方向が中心になると考えられる。


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JR神戸線記事まとめ
1  路線概要JR神戸線は大阪〜姫路間の路線に付けられた愛称名で、大阪〜神戸間は東海道本線、神戸〜姫路間は山陽本線が正式名称となっている。大阪〜西明石間は複々線、西明石〜姫路間は複線となっている。JR西日本の代名詞とも言える新快速が走る路線...

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