JR宝塚線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2024年3月16日改正】

207系快速篠山口

1．概要

JR宝塚線平日夕方ラッシュ時ダイヤは各列車が15分～30分毎に運転されている。特急の運転があるため60分サイクルになっている。60分サイクルに特急こうのとり1本、丹波路快速1本、大阪発の快速が2本、東西線快速が4本、普通4本が運転されている。

快速は大阪発と東西線直通が運転され、普通は全てJR京都線からの直通となっている。大阪発の快速は、丹波路快速と快速の2種類あるが、丹波路快速は3ドア転換クロスシート車を使用して篠山口以遠へ運転される快速の愛称で、同じ3ドア転換クロスシート車を使用する快速でも新三田行きは快速となっている。また、篠山口行きでも4ドア通勤型を使用する列車も快速となっている。夕方ラッシュ時間帯には区間快速の設定はない。

2．2024年3月16日ダイヤ改正

2024年3月16日ダイヤ改正ではJR宝塚線平日夕方ラッシュ時ダイヤに大きな変化はなかった。

3．特急

289系FG406特急こうのとり17号

特急こうのとりは毎時1本の運転で、新大阪〜豊岡、福知山間に運転されている。大阪発は毎時11分で、19時台は12分発となる。停車駅は大阪、尼崎、宝塚、西宮名塩、三田、新三田、相野、篠山口、谷川、柏原、黒井で、17時台の17号は西宮名塩、新三田、相野、黒井には停車しない。大阪〜篠山口間の所要時間は57〜60分で、停車駅の少ないタイプでも57分かかっている。

17時台の17号と19時台の21号は4両編成、18時台の19号は7両編成で運転されている。287系、289系が運用され、全席指定となっている。1号車の半室にグリーン車が設置されている。

大阪～西宮名塩間の所要時間は29分で、快速と1分程度しか違わない。同区間の特急料金は1,090円で、運賃510円を足すと1600円になる。快速は運賃510円だけなので、1,110円割高である。全車指定のため座席保証料金と言えるが、遅い割に高い。

4．丹波路快速

225系ML05丹波路快速福知山

丹波路快速は大阪発17時24分、18時24分、18時54分、19時24分の4本が運転されている。225系6両編成か223系、225系8両編成で運転されている。8両編成は篠山口で後ろ4両を切り離して4両編成で福知山へ向かう。

大阪発毎時24分の列車は福知山行きで篠山口以遠へ直通している。福知山へは特急より先着するが、所要時間は2時間20分〜同24分かかる。大阪発18時54分の列車は篠山口止まりとなっている。

丹波路快速の停車駅は尼崎、伊丹、川西池田、中山寺、宝塚、西宮名塩、三田以遠の各駅。使用車両や運転区間の違いがあるだけで、停車駅は快速と同じだ。

5．大阪発快速

207系S30快速新三田

快速は大阪発と東西線直通の2種類が運転されている。大阪発の快速は17時39分、17時54分、18時39分、19時39分、19時54分に設定されている。毎時39分発は新三田行き、毎時54分発は篠山口行きとなっている。

丹波路快速と合わせて24分〜54分の間で15分間隔で運転されている。54分から24分は30分間隔が開き、そこに特急が運転される形になっている。

新三田行きは223系、225系の8両編成で運転され、篠山口行きは207系、321系の7両編成で運転されている。停車駅は丹波路快速と同じで、尼崎、伊丹、川西池田、中山寺、宝塚、西宮名塩、三田以遠の各駅。

6．東西線快速

321系D17快速新三田

東西線直通の快速は毎時4本15分毎の運転で、尼崎発毎時13・28・43・58分に運転されている。13分発が新三田行き、43分発が篠山口行き、28・58分発が宝塚行きとなっている。

東西線直通の快速は大阪発快速の4分前を走っている。207系、321系7両編成を使用する。大阪発の快速とは異なり、3扉転換クロスシート車の運用はない。

停車駅は京橋から尼崎までの各駅と伊丹、川西池田、中山寺、宝塚、西宮名塩、三田以遠の各駅。尼崎ではJR神戸線快速と連絡している。川西池田で普通と緩急接続を行う。

7．普通

207系Z18普通新三田

普通は全てJR京都線からの直通で、高槻〜新三田間の運転となっている。尼崎でJR東西線直通の普通西明石行きと連絡を行う。

207系、321系7両編成が使用されている。川西池田で快速と緩急接続を行い、特急待避も行うため、川西池田では2本待避となっている。データイムと同じ15分毎の運転で、普通しか停まらない猪名寺、北伊丹、生瀬、武田尾、道場はデータイムと同じ乗車機会になっている。