【関西各駅探訪第25回】JR宝塚線西宮名塩駅

西宮名塩

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【実は西宮市内!中国道のサービスエリアでも有名なニュータウンへの玄関口】

1.西宮名塩駅概要

西宮名塩

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JR宝塚線西宮名塩駅は1986年11月1日ダイヤ改正で、福知山線複線電化完成の際に開業した。複線電化により線路切替が行われ、その際にトンネルとトンネルの間に造られた駅で、山間部に位置しているが、西宮や甲子園などと同じ西宮市内にある。名塩の名は中国道の西宮名塩サービスエリアもあり知名度は高い。1996年3月16日ダイヤ改正から快速停車駅、2014年3月15日ダイヤ改正からは特急停車駅となった。

西宮名塩

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2.西宮名塩駅周辺

トンネルとトンネルに挟まれた狭隘な地に駅があり、駅は掘割構造になっている。駅周辺は人口地盤で整備されており、駅の三田側には川が流れており渓谷美も楽しめる。名塩ニュータウンは駅よりもさらに高地にあるため、駅付近から山を上るエレベーターが整備されている。

西宮名塩

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 3.駅構内

対向ホーム2面2線で、橋上駅舎となっている。掘割構造だが、駅西側のバスターミナルは一段高いところにあり、東側のロータリーは駅舎より一段低いところにある。東側にあるペデストリアンデッキは、件のエレベーターと繋がっている。

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4.バス路線

阪急バスが乗り入れている。宝塚方面へ毎時3本ほどの運行。名塩南台循環も毎時3本ほど運行されている。有馬温泉へは毎時1本ほど、山口営業所方面へは数系統運行されており、概ね毎時2本の運行となっている。さくら台循環が毎時2本ほどの運行。読売ゴルフ場へは朝夕の運行となっている。

西宮名塩

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5.乗降者数

利用状況は2015年度兵庫県統計のデータで乗車人員は9,222人/日、うち定期利用が7,383人/日となっている。PITAPAと違い、ICカードICOCAは定期以外に割引制度がない為、定期比率が高くなるようだ。とりわけ西宮名塩駅は大阪のベッドタウンとして発展してきたため、通勤利用の割合は高い。通勤需要が高く、定期比率も高く、朝ラッシュ時には特急の停車も行われるようになった。

6.ダイヤ

西宮名塩

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丹波路快速、快速、普通が停車し、朝ラッシュ時には上り特急が3本停車する。データイムは丹波路快速が30分毎毎時2本、普通が15分毎毎時4本運転されている。平日朝ラッシュ時上りは西宮名塩発7時台に特急こうのとりが1本、快速が10本、普通が6本運転されている。快速は大阪行きの丹波路快速が3本、快速が4本、東西線直通の快足が3本運転されている。普通は大阪方面JR京都線直通が4本、東西線直通が2本運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは快速が大阪から丹波路快速福知山行きが1本、篠山口行きが1本、新三田行きが1本、東西線直通が篠山口行き1本、新三田行き1本の運転となっており、毎時5本ほどが運転されている。普通はデータイムと同様に15分毎に毎時4本がJR京都線直通で運転されている。最終電車は下りが東西線直通で同志社前始発の京橋発0時00分の新三田行きが最終。尼崎で大阪発0時13分の普通西明石行きと連絡している。快速の最終は東西線直通が木津始発で京橋発23時33分の快速新三田行きが最終。大阪からは大阪発23時26分の快速篠山口行きが最終となっている。上りは西宮名塩発23時47分の新三田始発の普通四条畷行きが最終。

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