【関西各駅探訪第934回】近鉄山田線明野駅

明野

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【かつて甲子園を沸かした明野高校への最寄駅】

近鉄山田線明野駅は三重県伊勢市にある。普通のみが停車する駅で、待避線を備えるため普通が優等列車を待避することも多い。一つ伊勢中川方には車庫がある明星駅があり、待避線がある駅が連続している。データイムは普通が毎時2本の運転。平日朝ラッシュ時上り伊勢中川方面へは7時台、8時台に各3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り伊勢市方面へは18時台、19時台に各3本が運転されている。明野駅は1930年3月27日に参宮急行電鉄松阪〜外宮前(現宮町)の駅として開業した。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道山田線の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1992年3月14日に待避線が設置されて現在の駅の形になった。

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駅構内はホーム2面4線で、中央に通過線があり、待避線に対向式ホームが設置されている配線になっている。山田線では櫛田も同様の配線となっている。

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ホーム有効長は21m級車両4両分で、待避線有効長はそれよりも長く取られており、長編成の回送車の待避に対応している。

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改札は1ヶ所で、地下にある。エレベーターの設置はなく、車椅子用スロープが設置されている。

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改札は有人で、簡易式のICカードリーダーと自動券売機、自動精算機が設置されている。

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出口は2ヶ所ある。南口には駐輪場、駐車場があり、パークアンドライドに対応している。

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北口は住宅地の中にある。かつて甲子園を沸かせたこともある明野高校は駅の北西側にある。

明野 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 1,182 939 243 79.4%
2007年度 1,077 835 242 77.5%
対07年度比 109.8% 112.5% 100.4%  

明野駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,182人で、うち定期利用者は939人となっている。定期比率は79.4%で、8割近くが定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で9.8%増、定期利用者は12.5%増、定期外利用者は0.4%増となっている。

  

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