【関西各駅探訪第989回】近鉄山田線櫛田駅

櫛田

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【優等列車が多い山田線らしい配線】

近鉄山田線櫛田駅は三重県松阪市にある。普通のみが停車する駅で、優等列車が多い山田線らしく中央に通過線を持つ新幹線と同タイプの待避駅となっている。電車はデータイム毎時2本の運転で、平日朝ラッシュ時上り伊勢中川方面行き7時台に4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り宇治山田方面行き18時台には3本が運転されている。

櫛田

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櫛田駅は1930年3月27日に参宮急行電鉄松阪~外宮前間開通とともに開業した。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道山田線の駅となった。1944年6月1日に関西急行鉄道と南海鉄道の合併により、近畿日本鉄道の駅となった。1992年3月12日に待避線が設置された。2007年4月1日にICカードの使用が可能になった。

櫛田

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駅構内はホーム2面4線で、中央に通過線があり、待避線に対向式ホームが設置される線路配置になっている。

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ホーム有効長は21m級車両4両分あるが、普通電車は2両編成が主体となっている。

櫛田

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改札は地下にあり、有人改札になっている。ICカードリーダーが設置されている。

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出口は2ヶ所で、南北に出られる。両側とも住宅地の中にある。駅前には駐輪場と駐車場がある。

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駅にはエレベータの設置はないため、車いす用のスロープが設置された専用の出口がある。

櫛田 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 683 543 140 79.5%
2007年度 650 494 156 76.0%
対07年度比 105.1% 110.0% 89.8%  

櫛田駅の2017年度1日あたりの乗車人員は683人で、うち定期利用者は543人となっている。定期比率は79.5%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で5.1%増、定期利用者は10.0%増、定期外利用者は10.2%減となっている。

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