阪急京都本線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2019年1月19日ダイヤ改正】

快速急行と普通茨木市行きが淡路で連絡する

1.概要

阪急京都線平日夕方ラッシュ時ダイヤは20分サイクルで運転されている。20分サイクルに通勤特急、快速急行、快速、堺筋準急が各1本、京都河原町行き普通、高槻市行き普通、北千里行き普通、天下茶屋発茨木市行き普通が各1本運転されている。通勤特急、快速急行、快速は大阪梅田～京都河原町間の運転、準急は天下茶屋～京都河原町間の運転となっている。普通は大阪梅田～京都河原町、大阪梅田～高槻市、天下茶屋～茨木市、大阪梅田～北千里の4系統が運転されている。通勤特急の停車駅は大阪梅田から十三、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、西院、大宮、烏丸。快速急行は大阪梅田を出ると十三、淡路、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、西院、大宮、烏丸に停車する。快速は大阪梅田を出ると十三、南方、淡路、上新庄、南茨木、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、西院、大宮、烏丸に停車する。準急は堺筋線天下茶屋始発が主体で、天神橋筋六丁目までの各駅と淡路、上新庄、南茨木、茨木市、高槻市以遠の各駅に停車する。

2.通勤特急

通勤特急は大阪梅田発毎時00分、20分、40分の発車で、大阪梅田駅2号線から出発する。9300系が使用されており、9300系使用列車は5号車が女性専用車となっている。通勤特急は淡路を通過し、茨木市で普通、高槻市で堺筋準急と緩急接続をする。長岡天神でも普通と緩急接続を行う。通勤特急の大阪梅田～京都河原町間の所要時間は44分で、一部列車は45分や最遅で47分かかる列車もある。

9305F通勤特急河原町

通勤特急は最高速度115㎞/h運転を行うため、9300系かワンハンドル車による運用に限定されており、9300系の代走も8300系、7300系、1300系に限定されている。9300系使用列車は5号車が女性専用車となる。その他の車種での運転の場合は女性専用車の設定はない。

3.快速急行

9305F快速急行河原町

快速急行は大阪梅田発10・30・50分発で運転されている。通勤特急と同じく大阪梅田駅2号線から出発する。通勤特急の停車駅に淡路を加えた停車駅で、特急の折り返しなどがあるため、9300系を使用する列車も多い。快速急行では5号車の女性専用車の設定はないので注意が必要だ。
快速急行は淡路で天下茶屋始発の普通茨木市行きと連絡している。先行する普通を相川で追い抜き、茨木市で普通高槻市行きと緩急接続している。高槻市でも普通河原町行きと緩急接続し、長岡天神でも準急京都河原町行きと緩急接続している。快速急行の大阪梅田～京都河原町間の所要時間は47分となっている。

4.快速

快速河原町行きと普通北千里行きが連絡する

快速は高槻市までは準急と同じ停車駅で、高槻市以遠は通勤特急、快速急行と同じ停車駅となっている。大阪梅田発は毎時03・23・43分で、通勤特急の3分後を走る。淡路で天下茶屋発普通北千里行きと連絡する。改正前は淡路では普通茨木市行きと連絡していたが、改正後は北千里行きとの連絡となった。茨木市で普通高槻市行きと緩急接続し、茨木市から後続の快速急行と3分続行での運転となり、終点の京都河原町まで後続の快速急行よりも先に到着する。長岡天神では堺筋準急と緩急接続をする。快速の大阪梅田～京都河原町間の所要時間は50～51分となっている。快速は8両編成が使用されており、3300系から最新鋭の1300系まで3扉ロングシート車が運用されている。

5.堺筋準急

淡路で北千里行きと連絡する堺筋準急

準急は天下茶屋始発の堺筋準急が京都河原町まで運転されている。2007年3月17日ダイヤ改正で茨木市行きで設定されていたが、2010年3月14日ダイヤ改正で高槻市まで延長され、2013年12月21日ダイヤ改正で河原町まで延長された。淡路で大阪梅田発の普通北千里行きと連絡する。茨木市で普通河原町行きと緩急接続し、高槻市で通勤特急と緩急接続を行う。高槻市からは各駅に停車し、長岡天神で快速、快速急行と緩急接続する。準急は8両編成で運転されており、9300系以外の3扉ロングシート車が運用されている。大阪メトロ66系による運用はない。

6.普通

66617F普通茨木市

普通は大阪梅田発が京都河原町行き、高槻市行き、北千里行きがそれぞれ20分毎に運転されている。淡路からは天下茶屋発の普通茨木市行きが加わる。高槻市以遠は普通は20分毎の運転となるが、各駅に停車する堺筋準急が普通の代わりをしており、毎時6本の運転を確保している。普通京都河原町行きは相川で快速急行に追い抜かれ、茨木市で準急、通勤特急と緩急接続、高槻市では快速、快速急行と緩急接続、長岡天神で通勤特急と緩急接続を行う。普通高槻市行きは淡路で通勤特急を待避し、茨木市で快速、快速急行と緩急接続を行う。普通茨木市行きは淡路で快速急行と連絡し、正雀で準急、通勤特急を待避する。
普通は7、8両編成が使用されている。9300系以外の3扉ロングシート車で運転されており、天下茶屋発茨木市行きには大阪メトロ66系が運用されている。

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