【駅舎が改築されて小奇麗な駅になった】
JR桜井線長柄駅は奈良県天理市にある。天理から1駅南側にある駅で単面ホームが設置されている小さな駅である。電車は終日ほぼ毎時2本の運転で、時間帯によっては1本のみの運転の時間帯もある。朝の時間帯にはJR難波へ直通する快速も運転されている。
長柄駅は1914年8月20日に桜井線丹波市(現在の天理)と柳本間に新設開業した。1970年10月1日に無人化された。1980年3月1日に駅員が再配置された。1984年10月20日に桜井線CTC化により再度無人駅化された。2005年3月1日からICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム1面1線で、朝ラッシュ時の快速停車に対応するためホーム有効長は20m級車両6両分ある。
改札は無人化されており、ICカードリーダーと簡易式自動券売機が設置されている。
ホームから出口へはスロープが設置されており、バリアフリーに対応している。
出口は1ヵ所で駅西側に出られる。駅前には小さなロータリーが設置されている。
駅近くには大和神社があり、当駅から徒歩5分の距離にある。
長柄 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 588 | 396 | 192 | 67.3% |
2007年度 | 626 | 452 | 174 | 72.2% |
対07年度比 | 93.9% | 87.6% | 110.3% |
長柄駅の2017年度1日あたりの乗車人員は588人で、うち定期利用者は396人となっている。定期比率は67.3%で、定期利用者が7割弱となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で6.1%減、定期利用者は12.4%減、定期外利用者は10.3%増となっており、定期利用者は減少しているが、定期外利用者は増加している。