【関西各駅探訪第1172回】近鉄志摩線沓掛駅

沓掛

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【急勾配の途上にある1面2線の細いホームの駅】

近鉄志摩線沓掛駅は三重県志摩市にある。五知峠を賢島方面へ下る途中にあるため、駅周辺の勾配はきつい。普通のみが停車する。志摩線普通は早朝深夜を除いて30分毎に運転されている。沓掛駅は1929年7月23日に志摩電気鉄道の駅として開業した。1944年2月11日に会社合併により三重交通の駅となった。1964年2月1日に三重電気鉄道の駅となり、翌1965年4月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1970年3月1日に標準軌化が完成した。1993年4月28日に五知〜上之郷間が複線化された。2015年8月1日にPITAPA などICカードの利用が可能になった。

沓掛

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駅構内はホーム1面2線で、ホーム有効長は21m級車両2両分ある。

沓掛

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駅は無人化されており、駅舎はなくホーム上にICカードリーダーが設置されている。

沓掛

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出口は1ヶ所で、上り線の踏切を渡って外に出る。駅東側に出られる。

沓掛

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駅周辺は民家が点在しているだけで閑散としておりバス路線の乗り入れもない。

沓掛 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 11 4 7 39.6%
2007年度 18 11 7 59.8%
対07年度比 62.0% 41.1% 93.0%  

沓掛駅の2017年度1日あたりの乗車人員は11人で、うち定期利用者は4人となっている。定期比率は39.6%で、ローカル駅にしては定期利用者が少ない。10年前の2007年度と比較すると全体で38.0%減、定期利用者は58.9%減、定期外利用者は7.0%減となっており、定期利用者が減少している。

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