阪急伊丹線ダイヤ

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阪急伊丹線ダイヤ【2016年3月19日改正版】

阪急伊丹線データイムダイヤは毎時6本10分毎の運転となっている。線内折り返し運転のみで、塚口発は毎時06・16・26・36・46・56分発で、神戸線下り普通とは2分、上り普通とは3分で連絡している。上り塚口着は毎時1・11・21・31・41・51分で、神戸線下り普通とは3分、上り普通とは2分で連絡している。

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平日朝ラッシュ時上り伊丹発7時台には10本、8時台には9本が運転されている。塚口駅構内が単線で交互発着できないため運転間隔は5〜7分毎とバラ付きがある。朝ラッシュ時も線内運転のみとなっている。朝ラッシュ時は塚口に神戸線通勤特急や通勤急行、準急が停車するので、乗り継ぎ時間のロスは少ない。

平日夕方ラッシュ時は6〜9分毎の運転で、毎時8本が運転されている。ここでも塚口での折り返しの都合もあり等間隔になっていない。神戸線は夕方ラッシュ時は10分毎の運転で、塚口には通勤急行と普通が停車する。伊丹線の運転間隔にバラ付きがあるため通勤急行からうまく乗り継げない場合もある。線内利用だけ見れば現行ダイヤでも良いかもしれないが、神戸線との乗り継ぎを考えれば10分毎の運転とした方がよいのではなかろうか。

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夕方ラッシュ時ダイヤのパターンは20時台、21時台まで続き、 22時台は等間隔ではないが6本の運転に戻る。22時台後半から10分毎の運転となり、23時台前半まで続く。23時43分から次の列車が23時59分と16分開き、最終は0時14分となる。夜間は塚口に停車する快速急行が運転されているので、これと連絡するダイヤになっている。23時59分と0時14分は急行との連絡となる。

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　【今後の展望】

伊丹線の利便性を高めるには神戸線への直通運転が考えられる。伊丹線は4両編成で、神戸線の8両編成の半分の輸送力になっており、現実的に直通運転が実現することは難しいだろう。伊丹や稲野ではJR宝塚線と競合しており、利便性を高める必要はある。データイムの特急を塚口に停めるが有効的だが、需給バランスや阪神間での所要時間延を考えると実現は難しいだろう。特急の塚口停車をやるなら武庫川に新駅が建設された時しかないだろう。新駅ができれば、普通の所要時間が延びるので、特急は西宮北口まで頭打ちになる。この時間を利用して塚口に停車させればよい。とはいえ、武庫川新駅の計画は話としては出るという程度でなかなか実現には至らないので、特急の塚口停車については今のところ希望薄だろう。平日朝ラッシュ時には上下通勤特急が停車して、大阪梅田方面だけでなく、神戸三宮方面も利便性が高くなっている。平日夕方ラッシュ時は下りは通勤急行が停車するためデータイムより利便性が高いが、上りは普通しか停まらないので、データイムと変わらぬ利便性となっている。上りの塚口下車や伊丹線連絡の需要も高いので、平日夕方ラッシュ時には上り通勤特急の運転が望まれるところだ。
伊丹線では将来的には4両編成でワンマン運転を行う方向になっていくだろう。塚口駅は構内が急カーブになっているので視認性がよくない。ワンマン運転を行うには安全対策のためホーム各所に監視用のモニターを設置して、運転席で確認できるようにしなければならないだろう。車両の置き換えは、3000系、3100系から5100系、6000系、7000系に置き換わったので、暫くはこの体制が継続される。ワンマン運転やさらにその上の自動運転を視野に入れるなら、その時には車両の置き換えも行うことになるだろう。