JR北陸本線ダイヤ米原～敦賀間【2024年3月16日ダイヤ改正】

681系W16しらさぎ3号

1．概要

JR北陸本線米原～敦賀間のダイヤは、京阪神から米原経由で近江塩津まで直通する新快速が毎時1本、湖西線経由で敦賀まで運転されている新快速が毎時1本運転されている。これに加えて、米原からは名古屋発着も含めて特急しらさぎが毎時1本金沢まで運転。湖西線経由では特急サンダーバードが毎時1～2本金沢まで運転されている。

2．2024年3月16日ダイヤ改正

2024年3月16日ダイヤ改正では北陸新幹線敦賀開業により、特急しらさぎ、サンダーバードの行先が全て敦賀に変更された。在来線普通も敦賀～金沢間の3セク転換により、全て敦賀止まりとなった。

3．特急しらさぎ

特急しらさぎは概ね毎時1本の運転で、米原発着と名古屋発着が交互に運転されている。2024年3月16日ダイヤ改正で北陸新幹線金沢～敦賀間開業により、特急しらさぎは全て敦賀までの運転となった。特急しらさぎの米原～敦賀間での停車駅は長浜のみで、長浜を通過する列車もある。敦賀までの運転となったため、米原から敦賀までノンストップで走る列車もある。

681系6両編成を基本に、多客期には米原から3両増結されて9両で運転される列車もある。しらさぎは名古屋発、米原発ともに米原で東海道新幹線ひかりと連絡している。下りしらさぎの最終は米原発22時48分のしらさぎ65号で、東京発20時12分のひかり663号と連絡している。

4．特急サンダーバード

特急サンダーバードは毎時1～2本の運転で、大阪から湖西線経由で敦賀まで運転されている。2024年3月16日ダイヤ改正で北陸新幹線金沢～敦賀間開業により、特急サンダーバードも全て敦賀までの運転となった。湖西線との接続点の近江塩津は通過するため、北陸本線内は敦賀まで停車駅はない。敦賀から先福井、金沢方面へは全て北陸新幹線に連絡となった。サンダーバードは9両編成を基本に、多客期を中心に12両で運転される列車も多い。

5．新快速

新快速は京阪神から米原経由で近江塩津まで運転される列車がデータイムに毎時1本運転されている。朝夕の時間帯には米原経由の新快速が敦賀まで運転される。
新快速は北陸本線内では各駅に停車する。米原で分割併合を行い、北陸本線内は4両編成で運転される。
2021年10月2日ダイヤ見直しで、データイムに毎時1本運転されていた長浜行きが米原行きに短縮されて、データイムの米原口は新快速近江塩津行き1本のみの運転となった。毎時1本の運転となるのは下りが米原発10時台から14時台まで、上りが米原着11時台から14時台までの間となっている。

湖西線経由の新快速はデータイムのみの運転で、敦賀まで直通している。近江塩津で新快速は相互に接続し、北陸本線から湖西線、湖西線から北陸本線への連絡を行い、びわこ環状線を担っている。

新快速の下り最終は米原発22時00分の長浜行きで、上り新快速の最終は長浜発21時17分の姫路行きとなる。

6．普通

普通は米原発着の北陸本線普通と米原から琵琶湖線に入り、京都、高槻から快速となる普通の2種類がある。
琵琶湖線直通の普通は朝ラッシュ時上り8時台に1本、下り米原発7時台に2本長浜行き、10時台に1本近江塩津行きが運転されている。
米原発の普通は下りが5時台に近江塩津行き1本、6時台に敦賀行き2本、長浜行き1本が運転されている。7時台には長浜行き1本が運転されている。8時台には敦賀行き2本、長浜行き1本が運転。9時台には敦賀行きが1本運転されている。
上りは米原着6時台に敦賀発の普通が1本運転され、始発の東海道新幹線ひかりに連絡している。7時台には長浜発の普通が1本、8時台に近江今津発1本、敦賀発1本が運転されている。9時台には長浜発1本、近江塩津行き1本が運転されている。
普通は夜間にも運転されており、22時台に長浜行き1本、23時台に敦賀行き1本、長浜行き1本が運転されている。
普通の最終は敦賀行きが米原発23時08分で、長浜行き最終が米原発23時32分となる。
上りは敦賀発22時07分の米原行きが最終となる。