JR琵琶湖線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2024年3月16日ダイヤ改正】

225系K2新快速野洲

1．概要

JR琵琶湖線平日夕方ラッシュ時ダイヤはデータイムダイヤの15分サイクルをベースに運転されている。京都発17時台には新快速4本、快速4本、普通1本が運転。同18時台には新快速が5本、快速が4本、普通が1本運転。同19時台には新快速が5本、快速が4本、普通が1本運転されている。

2022年3月12日ダイヤ改正で、大阪発18時52分の新快速野洲行きが廃止され、大阪始発の新快速は2本となった。

2．2024年3月16日ダイヤ改正

通勤特急びわこエクスプレスがらくラクびわこに改称されて、旧びわこエクスプレス4号がらくラクびわこ2号になり、運転時刻が繰り上げられ、京都発19時52分(大阪発19時20分)となった。新快速、快速には大きな変化はなかった。

681系W03通勤特急らくラクびわこ2号

3．通勤特急らくラクびわこ

通勤特急びわこエクスプレスが愛称名変更され、旧4号は運転時間がシフトされて通勤特急らくラクびわこ2号となって、大阪発19時20分、京都発19時52分となった。運転区間は大阪～米原間で、停車駅は従来と同じく新大阪、京都、山科、大津、石山、南草津、草津、守山、野洲、近江八幡、彦根となっている。通勤特急びわこエクスプレス4号時代は683系9両編成が使用されていたが、ダイヤ改正後の通勤特急らくラクびわこ2号では681系6両編成が使用されている。681系でもしらさぎ色の6両編成を運用している。

223系新快速野洲

4．新快速

新快速は京都発17時台に4本、18時台に5本、19時台に5本が運転されている。基本は米原経由の敦賀行き1本、長浜行き1本、野洲行き1本、草津行き1本で、18時台には湖西線経由の敦賀行き、19時台には野洲行きがそれぞれ大阪始発で運転されている。

新快速の停車駅は、データイムと同じく、京都から山科、大津、石山、南草津、草津、守山、野洲、近江八幡、能登川、彦根、米原以遠の各駅となっている。

平日夕方ラッシュ時の新快速の所要時間は、京都〜草津間が21分、京都〜近江八幡間が35分、京都〜米原間が57分となっている。データイムは草津まで20分、近江八幡まで34分、米原まで53分で、草津、近江八幡までは1分延だが、近江八幡〜米原間では3分延となっている。快速が米原まで毎時4本運転されており、同区間で快速の後追いのダイヤになるため所要時間が延びている。

野洲、草津止まりの新快速は終点で快速米原行き(長浜行き)に連絡している。敦賀、長浜行き新快速も野洲で先行の快速と緩急接続するダイヤとなっている。

夕方以降の新快速は京都～草津間でも外側線を走行する。上り新快速は夕方の時間帯も京都駅2番のりばに発着する。

新快速は大阪始発の列車が8両で運転される以外は、全て12両編成で運転されている。長浜、敦賀方面へは米原で8両切り離して4両で運転される。

京都発17時16分の野洲行き、同18時46分の草津行き、同19時16分の草津行きは有料座席車Aシートを連結している。2023年3月18日ダイヤ改正で、225系500番台が登場してAシート連結列車が増発された。増発はされたが、琵琶湖線では野洲までの運転で、野洲以東への乗り入れはない。

223系W12普通長浜

5．快速

快速はJR京都線高槻以西で快速運転する列車を便宜上快速と言っているが、JR琵琶湖線内では各駅に停まる普通となっている。

快速は京都発17時台から19時台まで毎時4本が運転されている。17時台、18時台の快速は全て米原行きとなっている。19時台は京都発19時08分が長浜行きで、同23分と53分が野洲行き、同38分が米原行きとなっている。

快速は6・8・10・12両で運転されている。223系、225系を中心に221系も使用されている。

快速は野洲で新快速と連絡している。米原方面行き新快速だけでなく、野洲止まりの新快速とも連絡を取り、新快速利用者の野洲以遠への利便性を確保している。草津止まりの新快速とは草津で連絡を行っている。また、長浜行きは米原で後続の米原止まりの新快速と連絡している。

大阪始発の新快速とは京都駅での発着時間が被るため、快速は3番のりば発着となり、新快速と連絡する形になっている。

221系F04普通柘植

6．普通

普通は京都～柘植間の運転で、京都発17時35分、18時04分、19時33分の2本が運転されている。草津線直通の他、京都からの着席サービス列車としても利用されている。

長らく113系、117系が運用されてきたが、2023年3月18日ダイヤ改正後の4月1日から221系に置き換えられている。4両編成または6両編成で運転されている。

京都〜柘植間の普通は16時台にも2本が運転されている。