【東海道新幹線建設時に請願駅として開業した】
JR琵琶湖線瀬田駅は滋賀県大津市にある。普通(高槻から明石まで快速となる)のみが停車する駅で、新快速は通過する。瀬田川の右岸側にあるが、川からはかなり離れている。昼間時は普通が毎時4本の運転。平日朝ラッシュ時下り7時台に普通が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り18時台には普通4本と草津線直通の普通2本が運転されている。
瀬田駅は1969年8月12日に草津〜石山間に新設開業した。2003年3月15日にエレベーター、エスカレーターが設置された。同年11月1日からはICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面4線で、外側線が列車線、内側線が緩行線になっているが、京都以東では、新快速も内側線を走るので、内側線通過列車が多い。
ホーム有効長は20m級車両12両分ある。
改札は1ヶ所で橋上駅舎内にある。ホームから改札階へはエレベーターが設置されている。
改札階へは上下エスカレーターの設置もある。
改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
みどりの窓口、みどりの券売機も設置されている。橋上駅舎内にはコンビニがあり、コインロッカーも設置されている。
出口は2ヶ所で、南口がメインとなっている。
南口にはロータリーがあり、近江鉄道バス、帝産湖南交通の路線バスが乗り入れている。3kmほど南に龍谷大学瀬田キャンパスがあるため、当駅からバスで通学する学生も多い。
南口周辺にはビジネスホテルもあり、アルプラザ平和堂などもある。
北口には駐輪場があるが、駅周辺は住宅地になっており、萱野神社などもあるため、駅周辺の道路は狭い。
瀬田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 17,430 | 13,291 | 4,139 | 76.3% |
2006年度 | 17,148 | 12,773 | 4,375 | 74.5% |
対06年度比 | 101.6% | 104.1% | 94.6% |
瀬田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は17,430人で、うち定期利用者は13,291人となっている。定期比率は76.3%で、8割近くが定期利用者となっている。利用者数では、JR琵琶湖線では近江八幡に次いで7位となっており、新快速停車駅の大津、守山、野洲などよりも多い。10年前の2006年度と比較すると1.6%増、定期利用者は4.1%増、定期外利用者は5.4%減となっており、定期利用者は増えているが、定期外利用者は減少している。