【関西各駅探訪第1116回】JR紀勢本線江住駅

江住

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 【太平洋を望む高台にある駅】

JR紀勢本線江住駅は和歌山県西牟婁郡すさみ町にある。普通のみが停車する駅で、すさみ町の東部に位置している。列車は1日8往復の運転で、運転間隔が2~3時間開く時間帯が多い過疎ダイヤになっている。江住駅は1938年9月7日に国鉄紀勢西線周参見から当駅への延伸とともに開業した。1940年8月8日に紀勢西線の当駅から串本までの開通により中間駅となった。1959年7月15日に紀勢本線が全通し、同線の駅となった。1985年3月14日に無人化された。

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駅構内はホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ほどある。

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停車する列車は2両編成だが、特急列車との行き違いのため、特急の最大編成両数である9両編成との行き違いが可能になっている。

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ホームから出口へは構内踏切を渡る必要がある。

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改札は無人化されており、自動改札機や自動券売機はなく、ICカードの利用もできない。

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駅舎には待合室があり、寄付された本によるミニ図書館もある。

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出口は1ヶ所で南側に出られる。駅は高台にあるが、南側には江住港などがあり、海が近い。

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駅前にはすさみ町住民バス、串本町コミュニティバスが乗り入れている。

江住 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 15 13 2 86.7%
2007年度 19 16 3 84.2%
対07年度比 78.9% 81.3% 66.7%  

江住駅の2017年度1日あたりの乗車人員は15人で、うち定期利用者は13人となっている。定期比率は86.7%で、定期利用者が9割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で21.1%減、定期利用者は18.7%減、定期外利用者は33.3%減となっており、絶対数が少ないながらも減少している。

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