【関西各駅探訪第886回】近鉄志摩線穴川駅

穴川

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【高原にある見晴らし最高の高架駅】

近鉄志摩線穴川駅は三重県志摩市にある。普通のみが停車する駅で、高架駅になっている。周辺の地形は複雑で、高原のような景色が見られる。普通が終日毎時2本運転されている。穴川駅は1929年7月23日に志摩電気鉄道の駅として開業した。1944年2月11日に三重交通志摩線の駅となった。1964年2月1日に三重電気鉄道の駅となった。1969年12月10日標準軌化工事のため営業を休止。翌1970年3月1日に標準軌化が完成し、営業を再開した。1993年6月1日に志摩磯部~鵜方間の複線化が完成し高架化された。2015年6月24日からICカードの利用が可能になった。

穴川

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駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両2両分となっている。賢島方には穴川トンネルがある。

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高架駅だが、エレベータなどの設備はなく、バリアフリーには対応していない。

穴川

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改札は無人で、ICカードリーダーが設置されているだけとなっている。

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出口は1ヶ所で高架下に出られる。近くに海があり、かつては航路もあったが、今はなく、駅周辺は閑散としている。

穴川 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 38 23 14 61.4%
2007年度 32 21 11 66.5%
対07年度比 117.9% 108.9% 135.9%  

穴川駅の2017年度1日あたりの乗車人員は38人で、うち定期利用者は23人となっている。定期比率は61.4%で、定期利用者が6割以上となっている。志摩線の中では、沓掛、五知、白木に次いで少ない。10年前の2007年度と比較すると全体で17.9%増、定期利用者は8.9%増、定期外利用者は35.9%増となっている。

  

鉄道コム

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