【鉄っちゃんにはオノワニで有名なワニの方の駅】
EF81-44
JR湖西線和邇駅は、滋賀県大津市にある。大津市と言っても合併でかなり市域が広がっており、和邇駅周辺はかつては志賀町だった。湖西線には新快速、快速が走っているが、和邇駅は普通のみが停車する。
和邇駅は1974年(昭和49年)7月20日に国鉄湖西線山科〜近江塩津間全線開通と同時に開業した。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となった。2003年(平成15年)11月1日にICカードICOCAの利用が可能となった。2005年(平成17年)12月3日にバリアフリー化工事が完成。エレベーター、多目的トイレ、電光掲示板の使用を開始した。2013年(平成25年)2月4日に自動改札機の使用を開始した。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入された。2019年(平成31年)3月に堅田・京都方面に折り返し設備が新設された。
和邇
和邇駅は2面2線の高架駅で、改札が地上1階にあり、ホームは地上3階部にある。改札階からホーム階へはエレベータも設置されている。
和邇
改札は1ヶ所で、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を担当する業務委託駅となっている。ICカード読取が可能な簡易タイプの自動改札が設置され、みどりの窓口も設置されている。
和邇
高架ホームの近江塩津方からは比良山系が望むことができる。
和邇
滋賀県内の駅の名物である平和堂がある和邇駅。かつては写真のように平和堂のハトマークと並んで、和邇に因んでワニの画が描かれたアルタの看板があったが、現在は撤去されている。
和邇駅の2015年度1日あたりの乗車人員は2,522人で、うち定期利用者は1,930人となっている。定期比率は76.5%で、定期比率は高い。10年前の2005年度は、2,757人の乗車人員があり、2,091人の定期利用者があったので、全体で10%弱、定期利用で8%弱ほど減っている。定期外利用者は元々少なかったが、それでもこの10年で10%強減っており、定期利用以外での利用は年々減少し続けている。
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