【難読駅名のみてじまは交通の要所歌島橋交差点の直下にある】
JR東西線御幣島駅は大阪市西淀川区にある。国道2号線と淀川通が交差し、さらに空港線を分岐する歌島橋の交差点の地下にあり、計画時には歌島橋駅となる予定だった。かつては大阪市バスの歌島橋バスターミナルもあり、交通の要衝となっていたが、バスターミナルは2014年3月末で閉鎖されてしまった。現在は市バスの路線のバス停が付近にあるのみとなっている。駅周辺には西淀川区役所をはじめ、西淀川区の公共機関があり、西淀川区の中心駅となっている。
御幣島駅は地下駅で、JR東西線では標準的な島式ホーム1面2線となっている。
ホーム階から改札階へは、エスカレータ、エレベータを完備しており、バリアフリーに対応している。
改札階から地上階へはエレベータが設置されている。
駅に隣接して駐輪場が設置されており、地下道へはスロープが設置されているところもある。
改札は1ヵ所のみで、ICカード対応の自動改札が設置されている。有人改札で、みどりの窓口も設置されている。
出口は3ヶ所あり、改札付近に1号出口があり、歌島橋の交差点の北側の空港線付近に出られる。
2号出口は1号出口の対面にあり、エレベータも設置されている。旧歌島橋バスターミナル側に出られる。
かつての歌島橋バスターミナルは閉鎖されている。
現在は大阪市バスの御幣島駅バス停が駅前を走る空港線に設置されている。
3号出口は北側に位置しており、歌島橋交差点からはかなり離れた位置にある。
このほか、地下道が御幣島駅地下駐輪場につながっており、歌島橋交差点の各所へ地下出入り口があり、阪神姫島駅方面へも出ることができる。
阪神姫島駅とは1.5㎞程離れており、直接的な競合ではないが、JR東西線開業により影響を受けたとされている。
御幣島駅の2015年度1日あたりの乗車人員は12,620人で、うち定期利用者は9,136人となっている。定期比率は72.4%で、近年の傾向としては定期比率は高い。10年前の2005年度と比べると全体で25.6%増加しており、定期利用は26.5%、定期外利用者も23.2%増加しており、増加傾向にある。
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