【木造のレトロな駅舎が特徴】
伊賀鉄道伊賀線桑町駅は三重県伊賀市にある。伊賀市郊外に位置しており、駅周辺は北側を久米川が流れており、南側には名阪国道も走っているが、田畑が多く、住宅が点在する長閑な景色となっている。電車はデータイム毎時2本、平日朝ラッシュ時6時台に3本、7時台に2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時17時台に3本が運転されている。
桑町駅は1922年7月18日に伊賀鉄道上野町~名張間延伸とともに開業した。1926年12月19日に伊賀電気鉄道の駅となった。1929年3月31日に会社合併により大阪電気軌道伊賀線の駅となった。1931年9月26日に参宮急行電鉄、1941年3月15日には関西急行鉄道、1944年6月1日には近畿日本鉄道の駅となった。1977年に無人化されて、2007年10月1日に近鉄からの経営分離により、伊賀鉄道の駅となった。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両2両分ある。
駅の北側は久米川を渡る鉄橋がある。
改札はなく、車内精算を行う。出口は1ヵ所で、木造の古びた駅舎がある。
駅舎内には待合室がある。飲料の自動販売機が設置されている。
駅西側にのみ出られ、駅周辺は住宅が建ち並んでいる。
桑町 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 141 | 68 | 73 | 48.0% |
2007年度 | 67 | 41 | 27 | 60.3% |
対07年度比 | 209.2% | 166.6% | 274.1% |
桑町駅の2017年度1日あたりの乗車人員は141人で、うち定期利用者は68人となっている。定期比率は48.0%で定期利用者は5割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で109.2%増、定期利用者は66.0%増、定期外利用者は174.1%増となっており倍増している。