【中線が閉鎖され2面2線化された】
JR紀勢本線紀伊宮原駅は和歌山県有田市にある。普通のみが停車する駅で、紀勢線では比較的運転頻度が高い区間にある。電車はデータイム毎時2本30分毎の運転。平日朝ラッシュ時7時台には3本が運転。平日夕方ラッシュ時18時台には2本が運転されている。
紀伊宮原駅は1925年12月11日に国鉄紀勢西線の駅として開業した。1959年7月15日に紀勢本線が全通して同本線の駅となった。
駅構内はホーム2面2線で、元々は2面3線だったため、現在は中線が撤去された形になっており、イレギュラーな線路配置になっている。ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
上下ホーム間には陸橋が設置されているが、エレベータの設置はなくバリアフリーには対応していない。
改札は下り和歌山方面行きホーム側にある。有人改札で、自動改札機の設置はない。2020年春からICカードリーダーが設置されてICカードの利用が可能になる。
自動券売機が設置されており、駅窓口もある。
出口は1ヵ所で、駅南側に出られる。駅前にはタクシーが常駐しているが、バス路線の発着はない。
駅前には駐輪場が整備されている。
紀伊宮原 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 605 | 492 | 113 | 81.3% |
2007年度 | 579 | 441 | 138 | 76.2% |
対07年度比 | 104.5% | 111.6% | 81.9% |
紀伊宮原駅の2017年度1日あたりの乗車人員は605人で、うち定期利用者は492人となっている。定期比率は81.3%で、定期利用者は8割を超えている。10年前の2007年度と比較すると全体で4.5%増、定期利用者は11.6%増、定期外利用者は18.1%減となっており、定期利用者が増えている。