関西各駅探訪第153回~南海高野線九度山駅~

【真田ブームに乗って赤備えで駅舎をリニューアル】

九度山

九度山

南海高野線九度山駅は、和歌山県伊都郡九度山町にある。九度山町は、NHK大河ドラマ真田丸で一躍有名になった真田幸村ゆかりの地である。駅舎も大河ドラマ開始に合わせてリニューアルされて、駅舎は真田赤備えの仕様になり、ホームには真田十勇士が描かれている。

九度山駅は1924年(大正13年)12月25日に南海鉄道が学文路駅から当駅まで延伸した際に終着駅として開業した。1925年(大正14年)7月30日に当駅 から高野山駅(現・高野下駅)までの延伸により、途中駅となった。1944年(昭和19年)6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1947年(昭和22年)6月1日に路線譲渡により南海電気鉄道の駅となった。2009年(平成21年)2月6日に紀伊清水駅、学文路駅、高野下駅、下古沢駅、上古沢駅、紀伊細川駅、紀伊神谷駅、極楽橋駅、高野山駅、紀ノ川橋梁、丹生川橋梁、鋼索線とともに近代化産業遺産(高野山参詣関連遺産)に指定された。2013年(平成25年)4月1日から終日無人化された。

九度山

九度山

駅構内は2面2線で、行き違い駅となっている。難波方には保線基地も設けられている。

九度山

九度山

駅舎は上りホーム側にあり、下りホームからは構内踏切を渡ることになる。

九度山

九度山

改札は1ヶ所で、ICカード対応の自動改札機が設置されている。駅舎は改築されて綺麗になったが、無人化されている。

九度山

九度山

駅舎は真田赤備え風にリニューアルされており、善意の傘置きも赤備えになっている。

九度山

九度山

ホームの壁面には、真田十勇士が描かれた画が飾られている。

  

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