【車庫も併設する京津線運転上の拠点】
京阪京津線四宮駅は京都市山科区にある。京津線の車庫を併設しており、運転上の拠点になっている。京津線電車は基本的に太秦天神川、京都市役所前からびわこ浜大津までの直通運転が主体で、当駅を始発終着とする電車は少ない。昼間時は毎時3本の運転、平日朝ラッシュ時上り山科方面へは7時台、8時台ともに5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りびわこ浜大津方面へは17時台から19時台まで毎時4本が運転されている。四宮駅は1912年8月15日に京津電気軌道の駅として開業した。1925年2月1日に京阪電気鉄道に合併され、同社の京津線の駅となった。1997年6月28日には新駅舎が完成した。2002年1月15日からは自動改札機の使用が開始された。2007年4月1日からはICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面3線で、上りびわこ浜大津方面行きホームが島式ホームで、下り山科方面行きホームは対向式ホームになっており、下りホーム側に駅舎がある。
ホーム有効長は16m級車両4両分あり、びわこ浜大津側には引き上げ線がある。
上りホームから改札へは構内踏切が設置されている。
駅北側には四宮車庫がある。車庫の北側にはJR琵琶湖線と湖西線が走っている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口も1ヶ所で駅南側に出られる。駅前の道路は狭くバスなどの乗り入れはない。
四宮 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 1,331 | 683 | 648 | 51.3% |
2006年度 | 1,479 | 753 | 726 | 50.9% |
対06年度比 | 89.9% | 90.7% | 89.2% |
四宮駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,331人で、うち定期利用者は683人となっている。定期比率は51.3%で、定期利用者が半数を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で10.1%減、定期利用者は9.3%減、定期外利用者は10.8%減となっている。