【関西各駅探訪第1142回】JR山陽本線竜野駅

竜野

【たつの市の中心は姫新線本竜野】

JR山陽本線竜野駅は兵庫県たつの市にある。たつの市の中心駅は姫新線の本竜野で、当駅はたつの市南部に位置している。山陽本線網干以西にあるため、データイムの列車本数は毎時2本の運転となっている。かつては播州赤穂直通の新快速が毎時1本乗り入れていたが、今は普通のみの運転となっている。平日朝ラッシュ時上り6時台には新快速が3本運転され、7時台には新快速2本、快速1本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には新快速2本、普通2本が運転されている。
竜野駅は1889年11月1日山陽鉄道姫路以西の延伸とともに開業した。1890年7月10日に有年までの延伸時に現在地に移転した。1906年12月1日に国有化された。1909年10月12日に路線名制定により山陽本線の駅となった。1972年3月15日に貨物の取り扱いを廃止した。JR発足後、1992年11月1日にみどりの窓口の営業を開始した。2003年11月1日にICOCAなどICカードの利用が可能になった。2012年3月17日にエレベーターが設置された。

竜野

駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は新快速や快速の12両運転に対応している。

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かつてホーム2面3線の構造だったため、中線が撤去された形で、イレギュラーなホームの配置になっている。

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上下ホーム間には陸橋があり、エレベーターが設置されている。

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改札は1ヶ所で、下りホーム側に地上改札がある。有人改札で、みどりの窓口も設置されている。

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簡易式のICカード対応の自動改札機があり、自動券売機も設置されている。

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出口も1ヶ所で、駅南側に出られる。改札外に陸橋があり、駅北側にアクセスできる。

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駅前にはロータリーがあり、バス路線が乗り入れ、タクシーが常駐している。

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駅前には駐輪場があるほか、駐車場もあり、パークアンドライドに対応している。

竜野駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,172人で、うち定期利用者は1,634人となっている。定期比率は75.2％で、定期利用者が7割を超えている。10年前の2007年度と比較すると全体で9.8%増、定期利用者は15.2%増、定期外利用者は3.8%減となっている。