【桑名市郊外にある住宅と田園地帯が入り混じる】
三岐鉄道北勢線西別所駅は三重県桑名市にある。西桑名から2駅目にある桑名市郊外の駅で、駅周辺は民家と田畑が混在している。電車はデータイム毎時2本の運転、平日朝ラッシュ時上り8時台には3本が運転、平日夕方ラッシュ時下り18時台には3本が運転されている。
西別所駅は1914年(大正3年)4月5日に北勢鉄道の駅として開業した。1934年(昭和9年)6月27日に社名変更により北勢電気鉄道の駅となった。1944年(昭和19年)2月11日に会社合併により、三重交通の駅となった。1964年(昭和39年)2月1日に事業譲渡により三重電気鉄道の駅となった。1965年(昭和40年)4月1日に近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し近鉄の駅となった。1977年(昭和52年)4月20日にホームを阿下喜方に5m延伸した。1996年(平成8年)4月1日に無人化された。2003年(平成15年)4月1日に事業譲渡により、三岐鉄道の駅となった。2004年(平成16年)3月25日に従来の駅舎に代わり、新駅舎が新設され、供用開始された。同時に駅前に車の停車スペースが設けられた。2004年(平成16年)11月19日に駅東側に無料駐輪場が設置された。2005年(平成17年)3月26日に当駅列車折り返し用の信号設備が撤去された。2005年(平成17年)7月1日に駅舎内に自動券売機・自動精算機・自動改札機が設置され、東員駅からの遠隔制御による営業が開始された。
駅構内は地上ホーム1面1線で、ホーム有効長は4両分ある。
駅構内にトイレも設置されている。
改札は無人化されており、自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されており、インターホンにより係員と通話することができ、フリーきっぷ利用時などは遠隔で自動改札機の開閉を行う。
出口は1ヶ所で駅東側に出られる。
駅舎からスロープが設置されバリアフリーに対応している。
駅前には駐輪場が整備されている。駅西側では宅地開発が行われている。
西別所 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 169 | 106 | 63 | 62.7% |
2008年度 | 186 | 104 | 83 | 55.7% |
対08年度比 | 90.6% | 102.1% | 76.2% |
西別所駅の2018年度1日あたりの乗車人員は169人で、うち定期利用者は106人となっている。定期比率は62.7%で、定期利用者は6割強となっている。北勢線13駅の中では12位の乗車人員となっており、麻生田に次いで乗車人員が少ない。10年前の2008年度と比較すると全体で9.4%減、定期利用者は2.1%増、定期外利用者は23.8%減となっている。