【関西各駅探訪第1262回】JR宝塚線草野駅

草野

【かつては行き違い設備もない駅だった】

JR宝塚線草野駅は兵庫県丹波篠山市にある。新三田以遠各駅に停まる丹波路快速以下が停車する。電車はデータイムに区間快速が毎時2本30分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時上り7時台に丹波路快速が3本、東西線直通の快速2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台に丹波路快速2本、東西線直通快速が1本運転されている。草野駅は1958年3月27日に国鉄福知山線藍本～古市間に新設開業した。地元の請願駅として建設費は地元負担にて開業した駅である。1986年11月1日に1500V直流電化が完成した。1997年3月8日に新三田から篠山口までの複線化が完成した。2003年11月1日にICOCAなどICカードの利用が可能になった。

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駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。

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上下ホーム間には陸橋が設置されている。

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駅は無人化されており、改札は2ヶ所ある。上り線側の改札がメインで、ICカード対応の簡易式自動改札機、自動券売機が設置されている。

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下り線側の改札はICカード対応の簡易式自動改札機、自動券売機が設置されている。

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メインの出口は東口で、上り線側改札から出られる。ロータリーが設置されている。

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駅前には神姫グリーンバス、丹波篠山市コミバスハートランが発着している。

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西口は簡易的なスロープが設置されているだけで人が行き来するのがやっとである。駅前には小さな道が走っているだけでロータリーなどはない。

草野駅の2016年度1日あたりの乗車人員は239人で、うち定期利用者は179人となっている。定期比率は74.9%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で28.5%増、定期利用者は33.6%増、定期外利用者は15.4%増となっている。