【関西各駅探訪第883回】山陽電鉄本線浜の宮駅

浜の宮

【山陽電鉄では加古川市内のメインステーション】

山陽電鉄本線浜の宮駅は兵庫県加古川市にある。東二見駅以西各駅に停まるS特急が停車する。加古川市中心部に近いが、乗車人員は一つ東にある別府の方が多い。データイムは普通が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台はS特急が4本、普通が5本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台、19時台には普通が毎時5本ずつ運転されている。1923年8月19日に神戸姫路電気鉄道の駅として開業した。1927年4月1日には宇治川電気の駅となった。1933年6月6日には山陽電気鉄道の駅となった。1948年3月1日に急行停車駅となった。同年12月1日には急行の運転が取りやめられた。1965年7月23日に駅が西へ300m移転した。1984年3月25日ダイヤ改正で通勤特急停車駅となった。1991年4月7日ダイヤ改正では通勤特急がS特急となった。

浜の宮

駅構内はホーム2面2線で、上下ホーム間は地下道で結ばれている。ホーム有効長は18m級車両4両分ある。

浜の宮

改札は下り線側にあり、上下ホーム間には地下道とエレベータ用の陸橋がある。

浜の宮

改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

浜の宮

出口も1ヶ所で南側に出られる。駅前にはロータリーがあり、加古川市のコミュニティバスかこバスが発着している。

浜の宮

かこバスは加古川駅方面へ運行されている。

浜の宮

駅前にはビジネスホテルもあり、海側にある神戸製鋼所などに来るビジネスマンが利用する。

浜の宮

駅北側には山陽新幹線が走っており、通過する姿が見られる。

浜の宮駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,490人で、うち定期利用者は1,660人となっている。定期比率は66.7％で、7割弱が定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で14.2%増、定期利用者は18.1%増、定期外利用者は7.1%増となっている。