【関西各駅探訪第1403回】JR山陽本線有年駅

有年

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【橋上駅舎になり構内配線もすっきりした】

JR山陽本線有年駅は兵庫県赤穂市にある。相生と上郡の間にある駅で、相生まで7.6㎞、上郡まで6.5㎞離れており、駅間距離が長い。電車はデータイムに毎時2本の運転で、1本は相生から岡山方面への直通電車で、もう1本は相生~上郡間の折り返し運転となっている。姫路方面へは相生で赤穂線からの直通電車に乗り換えとなる。平日朝ラッシュ時上り6時台には新快速が2本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には普通が2本運転されている。

有年

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有年駅は1890年7月10日に山陽鉄道竜野から当駅までの開通と同時に開業した。同年12月1日に当駅から三石までの延伸が完成した。1906年12月1日に山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となった。1921年4月14日に当駅から播州赤穂に至る赤穂鉄道が開業した。1951年12月12日に赤穂鉄道が廃止された。1961年6月1日に貨物の取り扱いを廃止した。分割民営化後、2013年3月16日に新2番のりばの仕様を開始した。2014年4月30日に北口改札を新設した。2016年新1番のりばが完成した。2017年10月1日に橋上駅舎化された。2018年9月15日からICOCAなどICカードの利用が可能になった。

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駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両12両分ある。

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かつてはホーム2面3線だったが、改良工事により2面2線の橋上駅舎となった。

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ホームから橋上駅舎へはエレベータが設置されている。

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改札は無人化されており、ICカード対応の簡易式自動改札機と自動券売機が設置されている。

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出口は2ヶ所で南北に出られる。北口にはロータリーが設置されている。

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南口は以前からある出入口になる。ロータリーがあり、駐輪場なども整備されている。

有年 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 261 203 58 77.8%
2008年度 320 237 83 74.1%
対08年度比 81.6% 85.7% 69.9%  

有年駅の2018年度1日あたりの乗車人員は261人で、うち定期利用者は203人となっている。定期比率は77.8%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で18.4%減、定期利用者は14.3%減、定期外利用者は30.1%減となっている。定期外利用者を中心に利用者の減少が大きい。

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