【関西各駅探訪第923回】JR山陰本線柴山駅

柴山

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【松葉ガニが水揚げされる柴山港を見下ろす高台にある】

JR山陰本線柴山駅は兵庫県美方郡香美町にある。普通のみが停車する駅で、かつては行き違い設備があったが、現在は棒線化されて線路とホーム跡だけが残っている。高台に駅があり、北側に民家や港を見下ろす形になっている。列車は単行もしくは2両編成の気動車が毎時1本程度運転されている。近年快速が設定されているが、利用者が少ない駅を通過しているだけのものでかつての急行崩れによる快速列車ではない。柴山駅は1947年6月26日に佐津~香住間に開業した。1965年10月1日に海側に1番線を新設した。1984年10月1日に無人化された。2001年3月3日に1番線が閉鎖され棒線化された。

柴山

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駅構内はホーム1面1線で、現在も1番線ホーム跡が残っている。部分的に線路も残っている。

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ホーム有効長はかつての長編成列車に対応するためかなり長いが、実際に停車する列車は単行か2両編成である。

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改札は1ヵ所で無人化されており、自動改札機、自動券売機などは設置されておらず切符は車内で購入することになる。

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駅舎内には情報用のモニターと時刻表が設置されているのみで、ようきんさったなぁ柴山の歓迎の文字が躍っている。

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出口も1ヵ所で駅南側に出られる。

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駅前には甲羅戯というホテルがある。

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北側の港の方に集落がある。

柴山 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 89 60 29 67.4%
2006年度 114 92 22 80.7%
対06年度比 78.1% 65.2% 131.8%  

柴山駅の2016年度1日あたりの乗車人員は89人で、うち定期利用者は60人となっている。定期比率は67.4%で、7割弱が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で21.9%弱、定期利用者は34.8%減、定期外利用者は31.8%増となっており、定期利用者が減少し、定期外利用者は若干増えている。

  

鉄道コム

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