【関西各駅探訪第570回】大阪メトロ谷町線東梅田駅

東梅田

【御堂筋線連絡の梅田駅となる予定が工事難航により別駅となった】

大阪メトロ谷町線東梅田駅は大阪市北区にある。谷町線の核となる駅の一つで、計画当初は御堂筋線梅田と一体となる予定だった。梅田駅、西梅田駅とは一体の駅として見なされ、改札内では繋がっていないが、30分以内の乗り継ぎであれば乗り継ぎ運賃が適用される。谷町線の拠点駅だが、当駅での折り返し運転はなく、全てスルー運転されている。東梅田駅は1967年3月24日に谷町線谷町四丁目までの路線開通とともに開業した。開業当初は終点だった。1974年5月29日に、谷町線当駅から都島までが開通し、中間駅となった。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。

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2020年2月1日から上下ホームともにホームドアが設置されている。

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改札は5ヶ所ある。北改札と中改札は上下ホーム分離になっている。南改札は上下ホーム共用となっている。いずれの改札もICカード対応の自動改札機が設置されており、中改札と南改札には自動券売機も設置されている。

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北東改札は谷町線八尾南方面南行きホームの出口専用の改札で、ホワイティうめだの地下街に近い。

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北西改札も出口専用で、谷町線大日方面北行きホームの改札となっている。

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中東改札は谷町線八尾南方面南行きホーム専用の改札で、乗降ができる。

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中西改札は谷町線大日方面北行きホーム専用の改札で、乗降ができる。

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南改札は上下ホームに繋がっており、大阪駅前第4ビルなどに近い。

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ホームから改札階へは南改札、中改札にエレベータが設置されており、北改札にはエスカレータが設置されている。

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出口は1〜9号出口がある。1号出口はホワイティうめだの地下街に繋がっている。

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曽根崎警察署前にあるホワイティうめだへの地下入口。こちらから東梅田駅へのアクセスもできる。

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2号出口は清和梅田ビルに繋がっており、エレベーター、エスカレーターが設置されている。

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3号出口はホワイティうめだ地下街や大阪駅前ダイヤモンド地下街などに繋がっている。

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4号出口は中東改札付近にあり、エレベーターが設置されている。地上では曽根崎ごて地蔵通りが近くにある。

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6号出口は中東改札の南側にある。梅田セントラルビルにつながっており、ビルの中にはエレベータも設置されている。地下にはセントラルビル名店街があり、飲食店がある。

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7号出口は日興ビルに繋がっている。日興ビル内にも名店街がある。

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8号出口は駅前第4ビルに繋がっている。

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地上ではジャンボ宝くじの特設売り場があり、年末ジャンボ宝くじなどが発売された時には行列ができる。

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9号出口も駅前第4ビルに繋がっている。

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阪神百貨店前にもホワイティうめだと東梅田駅につながる出口がある。

東梅田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は82,821人で、うち定期利用者が20,555人となっている。定期比率はわずか24.8%となっている。2002年度と比較すると全体で0.2%増、定期利用者は44.7%減、定期外利用者は36.8%増となっており、定期からICカード利用への切替が進んだものと思われる。

  

鉄道コム

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