【関西各駅探訪第702回】近鉄名古屋線磯山駅

磯山

【東側には伊勢湾を望み、西側は広大な伊勢平野を望む】

近鉄名古屋線磯山駅は三重県鈴鹿市にある。普通のみが停車する駅で、鈴鹿市の中心駅白子から伊勢中川方に二駅目にある。昼間時は普通が毎時3本運転されている。平日朝ラッシュ時名古屋方面へは6時台に6本、7時台5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時伊勢中川方面へは18時台に3本、19時台に4本が運転されている。磯山駅は1915年9月10日に伊勢鉄道の駅として開業した。1926年9月11日に伊勢電気鉄道の駅となり、1936年9月15日に参宮急行電鉄の駅となった。1941年3月15日には関西急行鉄道の駅となり、1944年6月1日に戦時統合により近畿日本鉄道の駅となった。2013年12月21日に無人化された。

磯山

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両3両分ある。

磯山

上下ホーム間には構内踏切が設置されている。

磯山

駅舎は上りホーム側にあり、トイレなども上りホーム側にある。ホームから改札へはスロープが設置されており、バリアフリーに対応している。

磯山

改札は1ヶ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

磯山

出口も1ヶ所で、伊勢中川方にのみ出られる。駅前にはパーキングが設置されており、パークアンドライドに対応している。

磯山

駅周辺の線路用地に余裕があり、2面4線化も十分可能なほどである。

磯山 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 810 576 235 71.0%
2006年度 881 628 253 71.3%
対06年度比 92.0% 91.6% 92.9%  

磯山駅の2016年度1日あたりの乗車人員は810人で、うち定期利用者は576人となっている。定期比率は71.0%で、定期利用者が7割以上を占めている。近鉄名古屋線の中でも利用者は少ない方である。10年前の2006年度と比較すると全体で8.0%減、定期利用者は8.4%減、定期外利用者は7.1%減となっている。

  

鉄道コム

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