【関西各駅探訪第470回】JR阪和線熊取駅

熊取

【折り返し電車も多数設定されている快速停車駅】

JR阪和線熊取駅は大阪府泉南郡熊取町にある。熊取町にある唯一の駅で、熊取町と泉佐野市の境に駅がある。快速停車駅で、特急以外の電車が全て停まり、当駅始発終着となる普通電車も数多く運転されている。1930年6月16日に阪和電気鉄道の駅として開業した。1940年12月1日に南海に合併され、1944年5月1日に国有化されて国鉄阪和線の駅となった。1964年10月1日ダイヤ改正で快速停車駅となった。1997年10月5日に橋上駅舎化された。

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駅構内はホーム2面4線で、当駅で緩急接続を行う電車も多い。

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当駅折り返し電車のため、和歌山方、天王寺方の両方に渡り線が設置されている。

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ホームから改札へはエレベーターが設置され、バリアフリーにも対応している。

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改札は1ヶ所で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されでいる有人改札となっている。みどりの窓口の設置もある。

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出口は2ヶ所あり、東口がメインとなっており、ロータリーが設置されている。

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東口からは南海バスや和歌山バスの子会社和歌山バス那賀の路線が乗り入れている。

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西口の駅前は狭い道路があるだけで、丘陵地になっているため駅周辺には何もない。

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4番線の東側駅敷地内にある石碑。東佐野、日根野と書かれており、キロポストのようなものだろうか。

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丘陵地に並び立つ住宅地をバックにして熊取駅を通過する関空特急はるか。

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ロータリーへと続く連絡橋には上りエスカレータも設置されている。

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駅北側の踏切付近にあるふみきり横丁。昔ながらの飲み屋が立ち並んでいる。

熊取駅の2016年度1日あたりの乗車人員は11,095人で、うち定期利用者は8,687人となっている。定期比率は78.3%で、80%に迫る数字となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で3.1%増、定期利用者は4.2%増となっており、微増傾向にあるが、定期外利用者は0.6%減と微減傾向となっている。

  

鉄道コム

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