近鉄23000系

23106F

会社名 近畿日本鉄道
形式 23000系
使用線区 難波線・大阪線・名古屋線・奈良線・京都線・山田線・鳥羽線・志摩線・橿原線
製造メーカー 近畿車輌
制御方式 VVVFインバータ1C4M
主電動機 かご形三相誘導電動機定格200kW
ブレーキ 回生・抑速併用電気指令電気演算式空気ブレーキ
台車 軽量ボルスタレス台車
ヨーダンパ付
最高速度 130km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 4km/h/s
減速度(非常) 4km/h/s
製造初年 1993年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS 
車体 鋼板製
座席 回転式リクライニングシート
座席定員 39人(ク23100)
デラックスシート
36人(モ23200)
サロンシート
48人(モ23300)
56人(モ23400)
52人(モ23500)
52人(ク23600)
所属 高安車庫
編成 6両
既存両数 36両(2019年4月現在)

近鉄23000系は1994年に登場した伊勢志摩方面へ向かう列車に使用するために新製されたリゾート特急車両。近鉄グループが開発した志摩スペイン村や伊勢神宮式年遷宮を控えて伊勢志摩方面への旅客増を見込んで投入した車両で、6両編成6本が製造された。22000系と同じくVVVFインバータ制御を採用し、主制御器は1C4M2群の制御で、モーター出力は200kWとなり、最高速度130㎞/h運転に対応し、伊勢志摩ライナーで山田線などで民鉄初の130㎞/h運転を実現した。車体はクリスタルホワイトにサンシャインイエローのカラーが採用された。大阪方1号車のク23100は21000系アーバンライナーと同様の1-2配列のデラックス車とした。2号車モ23200は近鉄初のサロンカーとして1-2配列のボックスシートになり、2~4人での利用に対応した。レギュラーシートは22000系を基本的に踏襲し、シートカラーはオリジナルとなった。モ23300には軽食を提供するコーナーが設置された。

2012年からは車体更新が行われ、モ23400に喫煙室が設置され、分煙化が図られた。モ23500には多目的対応の大型トイレを設置。内装もリニューアルされ、シートには個別にコンセントが設置された。IL01(23101F)、IL03(23103F)、IL05(23105F)の3編成は上部塗装がサンシャインレッドに変更された。裾部にはアクアブルーのラインが入れられた。IL02(23102F)、IL04(23104F)、IL06(23106F)はサンシャインイエローのままとなったが、裾部にコスメオレンジのラインが入れられた。

23000系編成表 6両編成 36両    
←大阪難波・大阪上本町   鳥羽・賢島→
ク23100Tc モ23200M’ モ23300M モ23400M モ23500M’ ク23600Tc
23101 23201 23301 23401 23501 23601
23102 23202 23302 23402 23502 23602
23103 23203 23303 23403 23503 23603
23104 23204 23304 23404 23504 23604
23105 23205 23305 23405 23505 23605
23106 23206 23306 23406 23506 23606

  

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