【高級魚クエが獲れる日高町の中心駅】
JR紀勢本線紀伊内原駅は和歌山県日高郡日高町にある。普通のみが停車する駅で、御坊の一つ和歌山方にあるため、列車回数は比較的多い区間にある。日高町は高級魚クエが獲れる町で、ホーム上にもクエが描かれた看板などがある。電車はデータイムに毎時2本の運転で、概ね30分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時下り和歌山方面行き6時台には普通が3本運転され、うち2本は阪和線に直通している。平日夕方ラッシュ時上り18時台には2本が運転されている。
紀伊内原駅は1929年4月21日に国鉄紀勢西線紀伊由良~御坊間開通とともに開業した。1959年7月15日に紀勢本線が全通し同線の駅となった。1985年3月14日に簡易委託駅となった。JR発足後、2020年3月14日にICカードの利用が可能になった。2020年7月1日から無人化されている。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
上下ホーム間には陸橋があり、駅舎は下り和歌山行きホーム側にある。
改札は1ヵ所でICカードリーダーが設置されている。簡易式自動券売機が設置されている。
出口は1ヵ所で駅西側に出られる。駅前にはロータリーがあり車の乗り入れができ、駅前にはタクシーも常駐している。
駅前には駐輪場や駐車場もある。
駅前には熊野御坊南海バスの路線バスが乗り入れている。
紀伊内原 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 202 | 140 | 62 | 69.3% |
2008年度 | 196 | 139 | 57 | 70.9% |
対08年度比 | 103.1% | 100.7% | 108.8% |
紀伊内原駅の2018年度1日あたりの乗車人員は202人で、うち定期利用者は140人となっている。定期比率は69.3%で、定期利用者が7割弱となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で3.1%増、定期利用者は0.7%増、定期外利用者は8.8%増となっている。