【関西各駅探訪第1069回】JR山陰本線立木駅

立木

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【山間部の小駅に高速道路の巨大な高架橋が架かる】

JR山陰本線立木駅は京都府船井郡京丹波町にある。普通のみが停車する駅で、閑散駅を通過する快速の一部は停まらない。駅付近は北側に由良川が流れ、南側には山があり、集落は由良川の北側にあるため利用者は非常に少ない。列車は終日毎時1本が運転されている。朝夕には京都への直通列車もあるが、大半は園部折り返しとなっている。立木駅は1946年4月25日に和知〜山家間に立木信号所が設置された。1947年11月1日に駅に格上げされた。JR発足後、2012年3月17日ダイヤ改正で一部普通列車が通過となった。2013年3月16日ダイヤ改正で通過運転する普通を快速とし、上り快速の一部が停車となった。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両4両分ほどある。

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行き違い駅で、7両編成の特急と行き違いできるだけの長さがある。

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改札は無人化されており、ICカードの利用はできない。自動券売機の設置もなく、車内もしくは下車駅での精算となる。

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出口は1ヶ所で駅南側に出られる。駅前は府道が走っているが、車通りも少なく閑散としている。

立木 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 8 8 0 100.0%
2006年度 14 11 3 80.0%
対06年度比 59.8% 74.8% 0.0%

立木駅の2016年度1日あたりの乗車人員は8人で、うち定期利用者は8人となっており、全て定期利用者という数値になっている。1日平均のデータで繰り上げているので、実質的には定期外利用者も少なからずいるが、年間通してみると皆無に近い数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で40.2%減、定期利用者は25.2%減、定期利用者は100%減となっており、絶対数が少ない中で、さらに減少している。

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