【阪急有料車両を考える2】

7017F

阪急有料車両を考える第2弾。昨日は現行の9300系に1~2両の有料座席車を増結する案を提示したが、本日は別案で、通常の特急への連結ではなく、別仕立ての有料列車を設定する案を提示したい。別立て列車を設定するには朝夕ラッシュ時にはスジの確保が必要になる。現行での大阪梅田駅は手狭のため、なかなか思うように走れていないが、土休日の京とれいんのように特急に続行運転で設定するのがよいだろう。当初は4~6両編成で設定し、需要が高まれば増結を行えばよい。但し、土休日での運用を考えれば6両編成までで運用するのが望ましい。

平日朝夕ラッシュ時には大阪梅田~京都河原町間で運転し、場合によっては大阪メトロ堺筋線直通の列車を設定してもよい。停車駅は大阪梅田から十三、淡路、桂、西院、大宮、烏丸とし、場合によっては高槻市にも停車させればよい。朝夕ラッシュ時には西院、大宮に停車する通勤特急、快速急行が運転されているので、京都方では同じ停車駅とする。

さらに土休日ダイヤでは、以前運転していた神戸三宮~嵐山間、宝塚~嵐山間、天下茶屋~嵐山間、神戸三宮~京都河原町間、天下茶屋~京都河原町間などに有料列車を走らせるのも一考だろう。コロナ禍により海外からの利用者は今のところは見込めないが、2025年の万博開催に向けて、天下茶屋でラピートに連絡する天下茶屋~京都河原町間の空港連絡特急を設定するのは面白いだろう。インバウンド景気に沸いていた2019年までなら十分に検討の余地があった案ではあるが、コロナ禍によりインバウンド需要が戻ってくる見通しが立たない現在では潰しが効きそうな昨日の2両編成増結案の方が現実的かもしれない。2両編成であれば、これを2本つなげて4両編成の単独の有料列車として設定もできるので、平日は9300系増結で有料座席車として運用、土休日は2両編成を2~3本つなげた4~6両編成で京とれいんの後継として有料列車として運行するのも面白いだろう。

京とれいん雅洛

京とれいん雅洛

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました