阪急京都線快速急行

5319F

5319F

1.概要

阪急京都線快速急行は朝夕ラッシュ時などに運転されている列車種別で、特急を補完する役割を果たしている。停車駅は2001年3月24日改正以前の急行と同じ。昭和生まれの沿線住民が見れば、急行と何ら変わりはない。とは言え、特急の停車駅が2001年3月24日改正以降、大幅に増えたため、特急との格差は意外にも小さくなっている。特急とは西院、大宮に停まるかどうかの違いで、通勤特急とは淡路に停まるかどうかの違いだけである、

2.快速急行の停車駅

快速急行は1本を除いて大阪梅田〜京都河原町間の運転で、大阪梅田から十三、淡路、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、西院、大宮、烏丸に停車する。先述した様にかつての急行と同じ停車駅である。

3.快速急行の運転時間帯

平日朝夕ラッシュ時を中心に、早朝深夜の時間帯も運転されている。特急、通勤特急がない時間帯を中心に運転され、朝夕ラッシュ時には通勤特急と並行して運転されている。平日だけでなく、土休日にも特急がない時間帯に運転されており、朝夜に運転されている。特急と並行して運転されている時間帯はない。

4.使用車両

9307F快速急行大阪梅田

9307F快速急行大阪梅田

快速急行は全て8両編成以上で運転されている。朝ラッシュ時3往復のみ10両編成で運転される。最高速度が110km/hのため、ツーハンドル車も運用され、1300系、7300系、8300系などワンハンドル車とともに、3300系、5300系などツーハンドル車も運用されている。9300系の使用も多く、夕方ラッシュ時や朝ラッシュ時の早い時間帯には9300系を使用する列車が多い。

5.歴史

6300系茨木市始発快速急行河原町

6300系茨木市始発快速急行河原町

阪急京都線で初めて快速急行が設定されたのは、1997年3月2日改正で、当時は夜間と朝に1本が運転されるだけだった。停車駅は十三、高槻市、桂、大宮、烏丸で、特急を補完する列車だった。6300系8両編成が使用されていた。2001年3月24日ダイヤ改正で、現在の停車駅に変更され、平日朝夕ラッシュ時を中心に、土休日の朝夜にも運転されるようになった。

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