【関西各駅探訪第235回~JR湖西線堅田駅~】

【湖西線要の駅は湖西と湖東を結ぶびわこ大橋の終点】

堅田

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JR湖西線堅田駅は滋賀県大津市にある。大津市の北部に位置しているが、大津市は市町村合併でかなり北側まで市域が広がっているので、湖西線側では大津市の中部地区に位置していることになる。堅田駅は新快速停車駅で、朝夜には特急サンダーバードも停車する。また、湖西線は当駅までの利用が多く、当駅止まりの普通も数多く設定されている。

堅田駅は1974年(昭和49年)7月20日に国鉄湖西線山科〜近江塩津間全線開通とともに開業した。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となった。2003年(平成15年)11月1日にICカードICOCAの利用が可能となった。2004年(平成16年)6月13日に改札階とホームを結ぶエレベータの使用を開始した。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入された。2019年(令和元年)9月24日に堅田駅西口土地区画整理事業に伴う西口広場が完成し、供用開始された。

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駅構内は2面4線で、高架駅になっている。1番線、4番線が本線になっており、当駅を通過する特急列車は1番線、4番線を通過する。

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2番線、3番線は副本線で、特急や新快速を待避する普通や当駅折り返しの普通が使用する。12両編成で運転される特急や新快速の停車に対応するため、ホーム有効長は12両分ある。

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当駅には折り返し線はなく、折り返し電車は2番線もしくは3番線から折り返す。

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駅改札は1ヵ所で、1階に改札があり、2階にホームがある。改札は友人で、ICカード対応の自動改札機も設定されている。

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みどりの窓口とともにみどりの券売機も設置されている。改札階からホーム階へはエレベータが設置されており、バリアフリーに対応している。

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駅出口は2ヶ所あり、西口は駅前に道路があるだけで、空き地と住宅地が広がっているだけで特に何もない。

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西口でもロータリーが整備されて、開発が進んでいる。

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東口はメインの出口で、駅前にはロータリーがあり、バスやタクシーが発着している。

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駅前のロータリーからは江若交通のバスが発着しており、湖西地域のみならず、琵琶湖大橋を渡って湖東地域まで走る路線が設定されている。駅周辺も市街地化されており、駅の南東側には滋賀県の駅前ではお決まりのスーパー平和堂の店舗であるアルプラザ堅田店がある。


堅田駅の2015年度1日あたりの乗車人員は8,197人で、うち定期利用者が5,786人となっている。定期比率は70.6%で、昨今の傾向からすると定期比率は高い方である。10年前の2005年度と比べると乗車人員で7.1%増加している。定期利用者も8.7%の増加、定期外利用者も3.4%増加しており、モータリゼーションが加速している郊外の駅としては健闘している。

  

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