【関西各駅探訪第604回】阪急今津線門戸厄神駅

門戸厄神

【関西では厄払いと言えばここ】

阪急今津線門戸厄神駅は兵庫県西宮市にある。朝ラッシュ時に運転される梅田直通の準急も停車する駅で、それ以外は普通のみが運転されている。日本三大厄神の一つ門戸厄神東光寺への最寄駅である。西宮北口から1駅で、国道171号線の下をくぐってすぐのところに駅がある。門戸厄神東光寺は駅から西へ徒歩15分程の距離にある。門戸厄神駅は1921年9月2日に京阪神急行電鉄西宝線の駅として開業した。1926年12月18日に西宝線が今津線に改称されて同線の駅として現在に至っている。

門戸厄神

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は西宮北口方面行きホームは準急停車に対応して18m級車両8両分ある。

門戸厄神

上下ホーム間は地下道で連絡している。地下道にはエレベーターは設置されていない。ホームから改札へはスロープがあるので、それぞれのホームの改札を利用する分にはバリアフリー化されている。

門戸厄神

改札は2ヶ所あり、上下ホームそれぞれに設置されている。

門戸厄神

この他に臨時改札が宝塚方面行きホーム側に設置されている。

門戸厄神

宝塚方面行きホーム側の西改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

門戸厄神

門戸厄神東光寺へは西改札から出るのが便利だ。

門戸厄神

臨時改札にも自動改札機が設置されている。西宮北口側にあるため、門戸厄神東光寺へは少しだけ距離が長くなる方向にある。

門戸厄神

東改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機のみが設置され、自動券売機は設置されていない。阪急では無人改札はこのタイプが増えつつある。

門戸厄神駅の2016年度1日あたりの乗車人員は13,984人で、うち定期利用者は8,724人になっている。定期比率は62.4%で、近年の傾向からすると定期利用者は多い方だ。10年前の2006年度と比較すると全体で12.5%増、定期利用者は13.8%増、定期外利用者は10.3%増となっている。

  

鉄道コム

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