【関西各駅探訪第441回】JR紀勢本線箕島駅

箕島

【あの甲子園の沸かした箕島高校の地元】

JR紀勢本線箕島駅は和歌山県有田市にある。有田市の中心駅で、かつて甲子園を沸かせた箕島高校も近くにある。特急くろしおの一部列車が停車する。1924年2月28日紀勢西線の終着駅として開業した。紀勢西線は、翌年には紀伊宮原まで延伸されて箕島駅は中間駅となった。1980年10月1日ダイヤ改正から特急くろしおの一部列車が停車となった。2016年12月17日からICカード利用が可能となった。

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ホーム2面3線で、駅舎は1番線の南側にある。1番線と2・3番線は陸橋で結ばれている。ホーム有効長は特急くろしお停車に備えて9両分ある。

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陸橋にはエレベーターが設置され、バリアフリーにも対応している。

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改札は1ヶ所で、有人改札になっている。自動改札機の設置はなく、ICカードリーダーが設置されている。

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特急停車駅のため、みどりの窓口も設置されている。みどりの券売機はないが、自動券売機は設置されている。

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出口は1ヶ所で駅の南側に出られる。駅前にはロータリーがあり、タクシーが常駐し、中紀バスがコミュニティバスを運行している。大阪方面への往復特急利用者が48時間駐車無料となる駐車場がロータリー内にある。

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駅舎からタクシー乗り場へは屋根が付いており、雨の日でも傘を差す必要がない。

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駅の北側は住宅地が少しあるが、みかん山が広がっている。

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駅周辺は南側に町が広がる形になっている。

箕島駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,714人で、うち定期利用者は1,296人となっている。定期比率は75.6%で定期利用者が大半を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で9.2%減、定期利用者は5.1%減、定期外利用者は19.9%減となっており、定期外利用者の落ち込みが大きい。

  

鉄道コム

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