【関西各駅探訪第542回】JRきのくに線黒江駅

黒江

【甲子園優勝校の智辯和歌山高校への最寄駅】

JRきのくに線(紀勢本線)黒江駅は、和歌山県海南市にある。和歌山から3つ目の駅で、ここからトンネルを抜けると海南市の市街地に出る。和歌山市と海南市の境にあり、近くにある智辯学園和歌山高校は和歌山市内にある。黒江駅は1966年11月1日に海南〜紀三井寺間に新設された紀勢本線では、後発の駅である。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

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上下線間は橋上で結ばれており、エレベータが設置されている。トイレは下り和歌山方面行きホームに設置されている。

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上り新宮方面行きホームの和歌山方には智辯和歌山高校専用の出口が設置されており、通学時間帯に使用されている。

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改札は1ヶ所で、業務委託駅で有人改札になっている。ICカード対応の簡易自動改札機と自動券売機が設置されている。

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みどりの窓口やみどりの券売機はないが、自動券売機は定期券購入に対応したものが設置されている。改札階から出口にもエレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。

黒江

出口は2ヶ所で、東口と西口がある。東口は駅前に駐輪場はあるが、住宅と田畑が広がっているだけである。

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西口も駅前を県道137線が走っており、駅周辺は道路も狭く、車通りが多い。駅からは陸橋で県道を越して地上に下りる形になる。

黒江駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,617人で、うち定期利用者は2,307人となっている。定期比率は88.2%で、9割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で1.1%増、定期利用者は2.0%増、定期外利用者は5.5%減となっている。

  

鉄道コム

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