南海7000系

7037F

7037F

会社名 南海電気鉄道
形式 7000系
使用線区 南海本線・南海空港線・南海和歌山港線
製造メーカー 東急車輌
制御方式 抵抗制御1C8M
主電動機 直流直巻電動機145kW
ブレーキ 電磁直通空気ブレーキ(発電ブレーキ併用、応荷重装置付)
台車 S型ミンデンFS-528・FS-028
最高速度 110km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 3.7km/h/s
減速度(非常) 4km/h/s
製造初年 1963年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS
座席定員 モハ7001 56人(160人)
クハ7901 56人(160人)
サハ7801 62人(170人)
扉枚数・座席形状 4扉ロングシート
車体 21m級鋼板製
所属 住之江検車区
編成 4両・2両
製造両数 90両
既存両数 0両(2019年6月現在)

南海7000系は1963年から1968年までの5年間に90両が製造された。高野線に投入されていた6000系に続く21m級4扉の高性能車となっており、6000系と同一の車体ながら普通鋼板製となった。主電動機は定格145kWの直流直巻電動機で、1C8Mの抵抗制御となっている。台車はミンデンドイツ形FS-335、FS-035を使用している。客室乗降用の扉は片開き式で、側窓は二段上昇式で、ファンデリアを装備するなど6000系に準じた車体になった。
1次車は1963年、2次車は1964年に登場した。5両編成5本が製造された。製造当初は電圧600V仕様だった。1965年に製造された3次車は1500Vへの昇圧準備仕様となった。1966年に製造された4次車は6両編成で新製され、1~3次車も6両編成化するためT車が7両新製された。1968年に登場した6次車は4両編成6本で新造され、ATSを搭載した。7000系は2007年から廃車が始まり、8000系、8300系新製に伴い廃車置き換えが進行し、2015年10月に完全に引退した。

南海7000系編成表
4両編成 68両     製造年月 メーカ 廃車年月
←なんば 和歌山市→
7001Mcp 7801T 7801T 7001Mc
7001 7801 7802 7002 1963年 帝国車輌 2007年
7005 7803 7804 7006 1963年 帝国車輌 2007年
7009 7805 7806 7010 1963年 近畿車輌 2008年
7013 7807 7808 7014 1964年 帝国車輌 2008年
7017 7809 7810 7018 1964年 帝国車輌 2014年
7021 7811 7812 7022 1966年 帝国車輌 2015年
7025 7813 7814 7026 1966年 帝国車輌 2012年
7029 7815 7816 7030 1966年 帝国車輌 2010年
7033 7817 7818 7034 1967年 帝国車輌 2013年
7037 7819 7820 7038 1967年 帝国車輌 2015年
7041 7821 7822 7042 1967年 帝国車輌 2013年
7045 7823 7824 7046 1968年 帝国車輌 2015年
7047 7825 7826 7048 1968年 東急大阪 2013年
7049 7827 7828 7050 1968年 東急大阪 2015年
7051 7829 7830 7052 1968年 近畿車輌 2014年
7053 7831 7832 7054 1968年 東急大阪 2014年
7055 7833 7834 7056 1968年 近畿車輌 2014年

 

南海7000系編成表
2両編成 22両 製造年 メーカ 廃車年
←なんば 和歌山市→
7001Mcp 7901Tc
7003 7901 1963年 帝国車輌 2009年
7007 7902 1963年 帝国車輌 2009年
7011 7903 1963年 近畿車輌 2012年
7015 7904 1964年 帝国車輌 2007年
7019 7905 1964年 帝国車輌 2015年
7023 7906 1966年 帝国車輌 2011年
7027 7907 1966年 帝国車輌 2013年
7031 7908 1966年 帝国車輌 2015年
7035 7909 1967年 帝国車輌 2012年
7039 7910 1967年 帝国車輌 2011年
7043 7911 1967年 帝国車輌 2015年

  

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