【関西各駅探訪第929回】南海本線羽倉崎駅

羽倉崎

【車庫併設のため夜間には同駅終着の電車が多数設定】

南海本線羽倉崎駅は大阪府泉佐野市にある。羽倉崎車庫を併設しており、区間急行以下の電車が停車する。車庫があるため当駅始発終着となる電車も多い。関西空港開業前には当駅発着の白線急行が運転されていたが、今は定期列車ではない。電車はデータイムに普通が毎時4本の運転で、特急待避の都合で等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り難波行きは7時台に区間急行1本、普通7本が運転されている。普通のうち2本は当駅始発となっている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には区間急行1本、普通4本が運転されている。羽倉崎駅は1942年2月1日に南海鉄道佐野〜吉見ノ里間に新設された。旧陸軍佐野陸軍飛行場建設のために設置された。1955年8月23日に羽倉崎車庫が完成した。

羽倉崎

駅構内はホーム2面3線で、下り和歌山市方面行きホームが島式ホームになっている。

羽倉崎

羽倉崎

ホーム有効長は21m級車両8両分ある。

羽倉崎

和歌山市方には羽倉崎車庫が広がっている。

羽倉崎

改札は上りホーム和歌山市方にある。上下ホーム間には地下連絡通路があり、エレベーターも設置されている。

羽倉崎

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。特急は停車しないが特急券販売窓口もある。

羽倉崎

出口は1ヶ所で駅西側に出られる。駅前にはタクシーが乗り入れている。駐輪場が整備されているほか、コインパーキングもある。

羽倉崎 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 3,065 1,991 1,074 65.0%
2007年度 3,094 1,993 1,101 64.4%
対07年度比 99.1% 99.9% 97.5%  

羽倉崎駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,065人で、うち定期利用者は1,991人となっている。定期比率は65.0%で、7割弱が定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で0.9%減、定期利用者は0.1%減、定期外利用者は2.5%減となっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました