南海8200系

8701F

8701F

会社名 南海電気鉄道
形式 8200系
使用線区 南海高野線
製造メーカー 東急車輌
制御方式 界磁チョッパ制御 1C8M
主電動機 直流複巻式整流子電動機160kW
ブレーキ 回生制動併用電磁直通ブレーキ
台車 FS-392B・FS-092
最高速度 115km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 3.7km/h/s
減速度(非常) 4km/h/s
製造初年 1982年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS
座席定員 モハ8201 62人(170人)
クハ8701 54人(133人)
扉枚数・座席形状 4扉ロングシート
車体 21m級ステンレス製
所属 千代田検車区
編成 6両
既存両数 0両
全車6250系に改造された。

南海8200系は1982年に登場した界磁チョッパ制御車である。6両編成3本が製造された。1975年に試作された電機子チョッパ制御の8000系での使用実績から電機子チョッパ制御を採用することも考えられていたが、コスト面から界磁チョッパ制御が採用された。
車体は6200系をベースとしたステンレス製で、フロントマスクは額縁状になっており、同じ角形デザインでも6200系とは表情が異なる。当初はステンレス無塗装だったが、後にCI戦略により、ブルーとオレンジのラインが入れられた。車内は4扉ロングシートで、基本仕様は6200系と同様になっている。
主電動機は定格出力160kwの直流複巻整流子電動機を採用した。

三菱電機FCM-218-15MRDH界磁チョッパ制御器を、モハの奇数車に2基の東洋電機製造PT-4803-A-M形下枠交差式パンタグラフと共に搭載していた。1C8Mの界磁チョッパ制御で、回生ブレーキを搭載している。高野線勾配区間での運転を行うため、抑速回生ブレーキが追加されている。また、回生失効時に車載抵抗器による発電ブレーキに切り替わる機構も装備している。台車はダイレクトマウント空気ばね台車を採用した。

8200系は6両編成3本が製造された。2013年から更新工事が行われ、6200系4両編成と同様にVVV Fインバータ制御に改造され、形式も6250系に変更された。2015年に3編成とも改造工事が完了し、8200系は形式消滅した。

南海8200系編成表 製造年 メーカ
←なんば 橋本→
8701Tc 8201Mp 8201M 8201Mp 8201M 8701Tc
8701 8201 8202 8203 8204 8702 1982年 東急
6551 6271 6851 6251 6261 6561
8703 8205 8206 8207 8208 8704 1984年 東急
6552 6272 6852 6252 6262 6562
8705 8209 8210 8211 8212 8706 1985年 東急
6553 6273 6853 6253 6263 6563

 

南海6250系編成表 改造年
←なんば 橋本→
6550Tc 6270Mp 6850T 6250Mp 6260M 6560Tc
6551 6271 6851 6251 6261 6561 2013年
6552 6272 6852 6252 6262 6562 2014年
6553 6273 6853 6253 6263 6563 2015年

  

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