JR西日本683系2000番台

683系2000番台

 【しらさぎ・加越の485系置き換えのために投入された】

683系2000番台は、特急しらさぎ、特急加越で使用していた485系の置き換えのため、2002年に登場した車両である。基本5両編成12本、付属3両編成9本が製造された。車体側面には白鷺のイラストを添えたSHIRASAGIのエンブレムを配していた。側窓下部の帯はサンダーバード用0番台の青一色と異なり上側が青、下側をオレンジ色とした。

2003年3月15日ダイヤ改正で名古屋～富山間の特急しらさぎ4往復に投入するために、5両編成4本、3両編成6本の38両が新製された。同年6月1日に、485系で運転されていた特急しらさぎの4往復を本系列で置き換えるために、5両編成4本、3両編成2本の26両が新製された。同年7月19日に、485系で運転されていた特急加越の置き換え用として、5両編成4本、3両編成1本の23両が新製された。

2015年3月14日のダイヤ改正で、北陸新幹線が開業し、サンダーバードで使用されていた681系と元北越急行の683系8000番台が特急しらさぎに転用されて、683系2000番台はしらさぎ運用から離脱した。運用離脱後は、直流専用化改造などを受けて、福知山電車区、吹田総合車両所京都支所に転属し、山陰本線や紀勢本線特急で活躍している。