【新快速・快速と普通が緩急接続する要衝】
JR神戸線芦屋駅は兵庫県芦屋市にある。新快速停車駅で、新快速と快速が普通と連絡を行う。近年は駅増加により新快速と普通の連絡は片接続となっている。芦屋と言えば、関西屈指の高級住宅街だが、御屋敷街は阪急神戸線より山の手にある。昼間時は新快速と快速が毎時4本15分毎の運転。普通は毎時8本で、7~8分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に新快速6本、快速6本、普通10本が運転、8時台に新快速6本、快速7本、普通13本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には18時台に新快速8本、快速4本、普通8本が運転。19時台には新快速6本、快速4本、普通8本が運転されている。
芦屋駅は1913年8月1日に西ノ宮~住吉間に新設された。1980年には駅ビルモンテメールが開業した。1990年3月10日ダイヤ改正で、昼間時に新快速が停車するようになった。1993年3月18日ダイヤ改正では土休日朝の新快速も停車するようになった。2003年12月1日ダイヤ改正で、新快速が終日停車するようになった。
駅構内はホーム2面6線となっている。2面4線に加えて外側線用の本線が通過線として2線ある。
ホーム有効長は20m級車両12両分ある。ホームがあるのは内側線のみで新快速は内側線ホームに入る形で停車する。
駅舎は橋上化されており、ホームから改札階へはエレベータが設置されている。
改札は1ヶ所で、有人改札となっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
みどりの窓口とみどりの券売機が設置されている。
出口は2ヶ所あり、北口はモンテメールの駅ビルに直結している。モンテメールには大丸などの店舗が入っている。
モンテメールからは連絡橋で、ラボルテに繋がっている。
北口のバスターミナルやタクシー乗り場はラボルテ側にある。
駅前からは阪急バスの路線バスが発着している。国道2号線沿いからは阪神バスの路線バスが発着している。
南口はタクシー乗り場はあるが、バス路線の発着はない。
芦屋 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 28,270 | 17,800 | 10,470 | 63.0% |
2006年度 | 30,493 | 18,788 | 11,705 | 61.6% |
対06年度比 | 92.7% | 94.7% | 89.4% |
芦屋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は28,270人で、うち定期利用者は17,800人となっている。定期比率は63.0%となっている。JR神戸線では西明石に次いで11番目の乗車人員となっている。快速しか停まらない住吉、垂水よりも乗車人員は少ない。10年前の2006年度と比較すると全体で7.3%減、定期利用者は5.3%減、定期外利用者は10.6%減となっている。