京阪1000系【1500V昇圧時に700系を改造して誕生した車両】

1505F

会社名 京阪電気鉄道
形式 1000系
使用線区 京阪本線・鴨東線
制御方式 界磁添加励磁制御1C8M
主電動機 直流直巻電動機
定格155kW
ブレーキ 回生ブレーキ優先全電気指令式空気ブレーキ
台車 KS77A・FS399
最高速度 110km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度(通常) 4km/h/s
減速度(非常) 4.5km/h/s
製造初年 1977年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS
座席定員 48(140) 先頭車
52(150) 中間車
扉枚数/座席形状 18m級3扉ロングシート
所属 寝屋川車庫
編成 7両
既存両数 42両
製造メーカー 川崎重工

京阪1000系は1977年から78年にかけて登場した通勤型車両。京阪本線の600Vから1500Vへの昇圧に際して700系を改造して誕生した車両で、車体は700系を流用し、昇圧化準備、冷房化改造が行われた。下回りは全て更新され、台車、主電動機、制御装置、制動装置、電動発電機等は5000系と同じものに取り替えられた。

1990年からは車体更新工事が行われ、前面貫通扉窓の大型化、尾灯、標識灯のLED化などフロントマスクの改修、クーラーの取替、車内化粧板の取替などが行われた。1994年からは車椅子スペースの設置も行われている。

更新工事により制御方式も変更され、1C8Mの界磁添加励磁制御となり、先に更新された2400系などと同様に回生ブレーキも付加された。2021年2月現在、7両編成6本が存在している。7両編成で運用される普通を中心に、急行、準急、区間急行などにも運用されている。

1000系編成表 7両編成 42両      
←出町柳 淀屋橋→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車
1500Tc 1100M’ 1200M’ 1600T 1100M’ 1200M’ 1500Tc
1501 1101 1201 1651 1151 1251 1551
1502 1102 1202 1652 1152 1252 1552
1503 1103 1203 1653 1153 1253 1553
1504 1104 1204 1654 1154 1254 1554
1505 1105 1205 1655 1155 1255 1555
1506 1106 1206 1656 1156 1256 1556

  

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